┃┣テレビアニメレビュー( 2017年分)
毎度の事ながら終わる番組と始まる番組が入り乱れて慌ただしい改変期。 取り敢えず今期終了分でチェックしていたのは、 『グランブルーファンタジー』『有頂天家族』『進撃の巨人』『アリスと六蔵』『フレームアームズ・ガール』『弱虫ペダル』『ロクでなし…
「ワムを作ってみた」な第六話、 「クリTシャツ」の破壊力が凄まじかった第八話、 ヒロインがヒーローになった第九話、 完全に事後な描写など狙っているとしか思えなかった第十話、 と今期1番サプライズが多かった『正解するカド』も遂に最終回。 個人的に第…
前話から跨って颯太の重い回想エピソード。 しかし、これだけのトラウマなのにアルタイルの事を忘れてたってのはやっぱり納得いかないよなぁ…。 描写的に送られてきた最後の動画は観たっぽかったし、辛いから忘れようとしてもデータを削除するようには行かな…
セレジアさんと松原氏が夫婦にしか見えなかった『Re:CREATORS』第11話。 某シンジくんばりに絶賛ウジウジ中の颯太くんですが、それを諭すのが他の誰でもない鹿屋瑠偉という意外性。 アホの子かと思ったら思いのほか世界の事を冷静に見ていて、これは完全にキ…
お頭は弱いのに戦闘力はやたらと高いアリステリア。 自分の正義が作られた物であるという事実を知り自暴自棄になるのは分かるが、それで無実の人間に矛先を向けて騎士の享受とか言われても何も共感できねぇよ…。 つうか、やたらと長い前口上を含め悲劇の主人…
登場人物の馬鹿さ加減を看過できなくなってきた『Re:CREATORS』第9話。 百歩譲って瀕死のまみかが真鍳に言伝を頼むのは良いとして、嘘が服着て歩いてるような真鍳の言葉を鵜呑みにして打倒メテオラにひた走る脳筋アリステリアがアホすぎて話にならない。 状…
「軍服の姫君」改め「アルタイル」は元はソシャゲのキャラだったけど、そこから派生した二次創作で個別にブレイクしたって「初音ミク」における「ブラック★ロックシューター」みたいなものですかね?。 誰よりも世界や仲間の事を愁いている「まみか」は十中八…
敵味方含めた「被造物」の中で「まみか」が一番まともな気がしてきた『Re:CREATORS』第7話。 自分の創造主を手に掛けたり好き放題やってる「築城院真鍳」ですが、軽いノリや言動に既視感があるな~と思ったら「真希波・マリ・イラストリアス」ですねコレ。 …
直接的に描かれた初の犠牲者は古本屋のオッサンだった『Re:CREATORS』第6話。 始まってからこっち「被造物」による人的被害ははぐらかされていたので、そういう作風なのかと思ったら、ちゃんと人死にありな作品だったんですね。 見た目通りの狂人だった「築…
ニトロプラス感満載のロボットが小さな液晶テレビから抜け出してきて貞子もビックリな『Re:CREATORS』第5話。 そのパイロットは逆ギレ系ショタ風主人公でしたが、雨宮天ちゃんのこういう役柄は新境地ですね。 んで、この手の物語だと現実世界の政府は不干渉o…
大前提として原作の持つ力があるんだけど、アニメだから出来る演出・作画・演技・音楽の相乗効果が本当に凄かった。 不穏な空気によってジワジワと緊張感を高めていくAパートから、驚愕の真実と共に抑え込んでいた感情が爆発しボルテージが天井知らずに高ま…
「二次元キャラが現実世界に現れたらどう考えたって違和感があるだろ?」という疑問に対する答えを今更ながらに提示した『Re:CREATORS』第4話。 徹ゲーで悟りを開いたメテオラ曰く、現実世界にはそういう矛盾点を補正する力があるそうで、要するにセレジアた…
ラノベ作家の先生に続いて挿絵担当のメガネっ子が登場して「これなんてエロマンガ先生?」とテレビの前でツッコミを入れた『Re:CREATORS』第3話。 『閉鎖区 アンダーグラウンド・ダークナイト』というタイトルからして中二臭全開の作品からやってきたバッドガ…
まずは観終わったアニメの話。 ちゃんとチェックしていたのは以下のタイトル。 『この素晴らしい世界に祝福を!2』『アキバズトリップ』『政宗くんのリベンジ』『うらら迷路帖』『セイレン』『スクールガールストライカーズ』『幼女戦記』『青の祓魔師』『亜…
2クールなのに展開が異様に早い『Re:CREATORS』第2話。 サブタイトルが謎すぎるんだけど、どこがダイナマイトで誰がクールガイだったのか?。 異世界美少女を連れ歩く主人公の姿が誰かとダブると思ったら『GATE』の伊丹ですねコレ。 説明パートでちゃっかり吉…
製作:TROYCA×監督:あおきえい×音楽:澤野弘之 という『アルドノア・ゼロ』のスタッフが再結集し、原作・キャラクター原案を担当した広江礼威さんが『ブラックラグーン』の連載をほっぽり出して取り組んだオリジナルテレビアニメーション『Re:CREATORS』の放送…
『SHIROBAKO』の最終回でナベPが話してた『限界集落過疎娘』ってこの作品の事じゃね?。 と思った『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続くP.A.WORKS鉄板のお仕事アニメシリーズ第3弾『サクラクエスト』。 物語は時期的にタイムリーな就職浪人待ったなしな短大生…
新年度に足を突っ込んで最終回を迎えた『鉄血のオルフェンズ』。 「連邦軍のMSは化け物か」や「白い悪魔」と言った表現をガチでやったらこうなりましたって感じの「裏コード ザ・ビースト」or「コード777」な獣化形態で展開するラストバトルは、複数のグレイ…
オルガという半身を失い三日月がどうなるか気掛かりだった『鉄血のオルフェンズ』第49話。 しかしこれが意外なほどきちんと意志を継ぎ鉄華団を纏めていて驚き。 オルガ専用機と思われたユニコーンの劣化コピーっぽい機体はユージンに譲渡されましたが、どう…
これだけやって来て最後のミッションが"とんずら"だった『鉄血のオルフェンズ』第48話。 通信を遮断され退路も断たれたから地下坑道を使って逃げようという話になってるのに、「勘違いしないで欲しい」と妙にツンツンしているマクギリスが暴れ回ってる間に車…
口を開けば「バエルが~、バエルが~」と馬鹿丸出しなマクギリスの所為で鉄華団の尻に火が付いた『鉄血のオルフェンズ』第47話。 メディアの偏向報道によって犯罪者集団のレッテルを貼られてしまいますが、具体的な証拠も提示しないプロパガンダ丸出しな情報…
角川アニメのお約束とあって一足先に10話で最終回を迎えた『この素晴らしい世界に祝福を! 2』。 この業界、一期が評判良くても二期を作ると微妙にテンションが変わってガッカリする事が多いのですが、「このすば」に関してはヒットしても気後れする事なく、…
何の策も講じず目上の相手に戦いを挑むマクギリスのMr.ノープランっぷりが酷かった『鉄血のオルフェンズ』第46話。 その口車に乗って大きな犠牲を払う事となった鉄華団ですが、あの状況で冷静な判断を下す辺りオルガよりユージンの方が団長に向いているので…
死亡フラグの乱立&回収の嵐だった『鉄血のオルフェンズ』第45話。 マクギリスの言葉を真に受けてラスタルの首を獲ったら戦いが終わると何の疑いもなく信じ込んでいる鉄華団の面々が、神の名を語るペテン師にそそのかされて自爆するテロリストと重なって見え…
先週の前編に引き続きスタジオカラー最新作『龍の歯医者』後編がNHK BSプレミアムで放送されたので鑑賞。 物語は意表を突く現代パートから幕を開け、地上に落ちた龍の歯を元の場所に戻そうとするベルと野ノ子の前に、それを奪う為にやって来たブランコ一派が…
ガエリオが格好良すぎて完全に主役交代な『鉄血のオルフェンズ』第44話。 散々「腐った体制を変える」と豪語していたマクギリスが、その最たるガンダム・バエルに頼り切りで「創始者の機体を動かせた俺様がルールだから言うこと聞けや!!」と、とんでも理論を…
庵野秀明さんが代表を務めるスタジオカラー最新作『龍の歯医者』前編がNHK BSプレミアムで放送されたので鑑賞。 本作は同社が主宰する「アニメ(ーター)見本市」の一篇を長編化した物であり、意外にも初のテレビアニメーションだったりする。 思えば庵野さん…
マクギリスのお約束としか言えない過去と真意、そして分かり切っていたヴィダールの正体が明らかになった『鉄血のオルフェンズ』第43話。 ファリド家の前当主がなかなかの変態趣味の持ち主でショタギリスもその餌食になっていた訳ですが、そんなスキャンダラ…
作品自体はヒットしたものの最終回の放送や劇場版の公開が延期された『ガルパン』、前代未聞の理由で放送を中止し来クールで仕切り直した『レガリア』と前科が積み重ねられていくアクタスが三度やらかして2回の放送中止という憂き目にあった『ろんぐらいだぁ…
「日曜日のけじめ」こと『鉄血のオルフェンズ』第42話。 サブタイトル通り兄貴と姉御とラフタの弔い合戦だった訳ですが、あんだけふんぞり返っていたジャスレイが完全にイオク様頼みの雑魚でガラン・モッサのように自らMSで出撃するでもなく呆気なく擦り潰さ…