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スタジオカラー最新作『龍の歯医者 (前編) 天狗虫編』鑑賞。

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庵野秀明さんが代表を務めるスタジオカラー最新作『龍の歯医者』前編がNHK BSプレミアムで放送されたので鑑賞。
本作は同社が主宰する「アニメ(ーター)見本市」の一篇を長編化した物であり、意外にも初のテレビアニメーションだったりする。
思えば庵野さんが手掛けた初テレビ監督作『ふしぎの海のナディア』もNHKだったし何かと縁があるようです。

監督の鶴巻和哉さんを筆頭に『エヴァ』のスタッフが多数参加しており(庵野さんも音響監督として関わっている)冒頭の艦隊戦からクオリティが半端ない。

物語自体は国を守護する龍を虫歯菌から守る人々にスポットを当てた和風ファンタジーとなっており、龍の歯医者」という独特の文化・風習の描き込み、そして彼らの死生観に疑問を抱く異国の少年・ベルと、彼の世話を任された少女・野ノ子の交流がボーイミーツガール調に描かれていきます。

前編は仲間の裏切りによってベルと野ノ子が「龍の歯」と共に地上へ落下したところで終了。
内容的には「アニメ(ーター)見本市」で描かれた部分に+ストーリー性を加えた感じでしたので、後編でそれにどう決着をつけるか楽しみです。

それにしてもヒロインの声優さん「上手い人だなぁ~」と思って名前をチェックしたら例の女優さんで、なんか残念な気持ちになりました。
今回の一件で変なイメージが付いて冷静に作品を観れなくなるんで正直知りたくなかったわ…(;一_一)