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『シン・ゴジラ』新予告&TV CM配信開始!!。

本日、庵野秀明監督による『シン・エヴァ』制作遅延謝罪会見…もとい!!。
7月29日公開の『シン・ゴジラ完成報告会見が行われ、同時に新予告とTV CMの公式配信が開始されました!!。


庵野さんが直々に編集したという新予告は盟友・鷺巣詩郎さんによる重厚な音楽と共に「完全生物ゴジラ」の進行を懸命に食い止めようとする日本政府や自衛隊の姿が描かれます。

先陣を切ったコブラ編隊によるバルカン砲の掃射はその表皮によって悉く弾かれ、生物の弱点である頭部や動きを止めようと集中させた脚部への砲撃を物ともせず街を破壊しながら突き進むゴジラ
庵野さんらしい電線なめのカットや、戦車のスラローム射撃など凝った映像の数々に胸が躍る。

停電し漆黒に包まれた街に浮かぶシルエットと溶岩のような赤い光が不気味で、最後は背びれが紫色に発光し放射熱線を吐かんとする衝撃的なカットで終了。
巨神兵使徒のように十字型の閃光が走りそうな匂いがプンプンするのですが、その破壊力は如何に?。



そして新予告と同時に2バージョンのTV CMも配信され、庵野さん編集版(上)はゴジラの横を走り抜ける車からの視点でその巨大さを表現し、通常版(下)はハリウッド映画でよく使われる例のBGMに乗せて「エヴァ庵野監督」という部分を強調した広く一般にアピールする作りになっています。

後者は唯一本編のセリフが使われており「諦めず最後までこの国を見捨てずにやろう」という一節が想像を掻き立てるのですが、シネマトゥデイの特集記事によると本作は『平成ガメラシリーズ』のような「対怪獣シミュレーション」としての側面が強く打ち出されているようで、関係各省への綿密なリサーチによってリアリティ溢れる対ゴジラ描写が実現したとの事。
こんなん絶対面白いじゃないか!!。

人類の必死の抵抗を嘲笑うかのような絶対存在
それは自然災害の具現化か、はたまた破壊神の降臨か。
まさに「勝てる気がしない」という言葉が相応しい今回のゴジラですが、果たしてどのような結末を迎えるのか?。
全ては10日後、劇場で明らかになります!!。