角川アニメのお約束とあって一足先に10話で最終回を迎えた『この素晴らしい世界に祝福を! 2』。
この業界、一期が評判良くても二期を作ると微妙にテンションが変わってガッカリする事が多いのですが、「このすば」に関してはヒットしても気後れする事なく、良い意味で悪ふざけに磨きを掛けていて安心して楽しむ事ができました。
(ノリに乗った作品て演出や作画、役者さんの演技などから、それが伝わってきますよね)
最終回もあの酷いストーリー(誉め言葉)に惜しげもなくアニメーターさんのリソースを割き、まるで王道冒険ファンタジーの様なド派手なラストバトルが展開。
これには「良い金の使い方をしてる!!」とテレビの前で思わず膝を打ちました(笑)。
悪名高いアクシズ教徒の皆々様(モブキャラ)にメインキャスト以上のベテランを起用したり、ラスボスが津田健さんだったり、安元さんの使いどころにいちいち笑ったり、『クズの本懐』でのビッチ姉さんとのギャップが凄い豊崎さんのゆんゆんをきっちり登場させ予告詐欺を回避するなど最後まで笑わせて頂きました。
流石に今回は本編終了後に続編の発表はありませんでしたが、これだけ安定していれば遅かれ早かれ第3期制作という流れになるでしょうね。
代わりにアナウンスされたゲーム版の出来も気になります。