という『アルドノア・ゼロ』のスタッフが再結集し、原作・キャラクター原案を担当した広江礼威さんが『ブラックラグーン』の連載をほっぽり出して取り組んだオリジナルテレビアニメーション『Re:CREATORS』の放送がいよいよスタート。
広江礼威さんのこれまでの作風やキービジュアルの物々しい雰囲気から、どんなハードでシリアスな物語になるかと思いきや、二次元キャラが現実世界に召喚されて戦うという、どこぞの「萌え系ラノベ」みたいな設定で驚かされること請け合い。
山下大輝くん演じるママチャリで坂道を笑いながら登りそうなメガネでオタクな主人公がロボットアニメの世界からやって来た綺麗なお姉さんとメタメタしい出会いを果たし、ハリウッド映画の捜査官ばりに車を拝借・即廃車にしながら代々木公園で派手なドンパチを繰り広げるなど初っ端から派手なアクションが満載!。
謎の敵「軍服の姫君」と一戦交えた後、独自行動すると見せかけてダジャレをかますゲートオブバビロン使いなプリーストと共に部屋に転がり込み、2人の食費で主人公の財布が大ピンチなところで第1話は終了。
あの格好のままコンビニに行くとか、どんな羞恥プレイだよ(苦笑)。
ところで冒頭、電車に飛び込んだ幸薄なメガネ少女のシークエンスが意味深でしたが、もしや彼女が「軍服の姫君」の「創造主=作者」で、その物語がめちゃくちゃ叩かれて自殺しちゃったから敵討ちで「神々の世界=現実世界」に復讐しようとしているのだろうか?。
主人公と面識があるような素振りを見せたのも、自殺した子と知り合いで昔一緒に物語を作っていたとかであれば合点が行くのですがはたして?。
本作は全22話構成の実質2クールとアナウンスされていますが『アルドノア・ゼロ』みたくグダらず最後まで駆け抜けてくれる事を期待しております。