旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

2017年春終了アニメと始まったアニメあれこれ。

まずは観終わったアニメの話。
ちゃんとチェックしていたのは以下のタイトル。

イメージ 1

抜粋して感想を上げた作品を除くと毎週『タモリ俱楽部』的なマニアネタを盛り込んで暴走しまくった『アキバズトリップ』が面白かった。
原作プレイヤー的に第一印象は微妙だったのですが、キャラとストーリーが魅力的で観ている内に「これはこれで有りだな」と考えを改めました。
真面目な話、アニメ基準でゲーム第3弾を作ったら売れると思うんだけど、そういう予定はないんですかね?。

イメージ 2

ベテランの丸山Pが抜けて企画力が落ちたマッドハウスですが今期は『このすば2』と『ACCA』の2作品を手掛け存在感がありました。
前者は最終回放送時に触れたので割愛しますが、『ACCA』の方は絵画的なビジュアルやお洒落な雰囲気など他作品とは一線を画す拘りを感じ昔のマッドハウスが戻ってきたようで嬉しかった。

イメージ 3

今期は『ガブリールドロップアウト』と『小林さんちのメイドラゴン』の京アニvs動画工房の直接対決が見所の1つだったのですが、コメディに振り切った「ガブリ―ル」に対し、「メイドラゴン」は異種間疑似家族ドラマも丁寧に描かれていて、こういうところは京アニ強しですね。
フェティシズム溢れる女性陣の肉体描写も素晴らしく、幼女のムチムチ感と、お姉さんのムチムチ感を描き分けるなんて京アニにしか出来んでしょう(苦笑)。

そんでもって今期観始めたアニメタイトルは以下の通り。
分かる人は分かると思いますが放送前に結構切りました。
選定基準はPVや公式サイトを見た直感で、その結果後悔するかもしれませんがそれも人生です(笑)。

覇権待ったなしな巨人アニメを筆頭に人気原作の続編物や、アイドルアニメ&お仕事アニメという鉄板。
リヴァイアス』『スクライド』の名コンビの新作から、ソシャゲファンタジー勢2本、ラノベ原作多数に野心的なオリジナル作品が少々と、大型改変期だけあってバラエティ豊かなラインナップになってます。

イメージ 4

今期一番のパワーワードエロマンガ先生』は絵柄から分かる通り『俺妹』チームの新作なのですが開始早々出て来た父親の声が京介(中村悠一さん)で笑いました。
2話まで観た印象としてはタイトルに違わず若手女性声優に卑猥な台詞を言わせてそれをニヤニヤ楽しむ作品なのかなと…(苦笑)。
それにしてもこの作品、確信犯的にやっているのか『俺妹』と重複する設定が散見するのですが、今回は主人公とヒロインの関係性が義兄妹になっているあたり最終的に妹ちゃんとくっ付いて終わらせるつもりなのだろうか?。

イメージ 5

アニメアニメしていない作品としては『月がきれい』のゆったりした雰囲気に地味に癒されています。
絵柄がやたらと牧歌的で派手さは無いものの、思春期の少年少女の交流を丁寧に描いており、青春ドラマでありながら変なドロドロ感がないのも好印象。
作風的に漫画原作なのかと思いきやアニメオリジナルと聞いて驚かされたのですが、こういう企画が通る余地が今の業界にある事が少し嬉しくなりました。

イメージ 6

オリジナル作品繋がりで言えば老舗の東映アニメーションが『楽園追放』のノウハウを生かし初めてCG表現でキャラクターを描くテレビアニメーション正解するカド』も興味深い。
謎の立方体と共に現れた存在と人類のファーストコンタクトを描く現代版「未知との遭遇」。
政府の人間が主人公だったり、やたらと早口な専門家が登場するなど、随所に『シン・ゴジラ』の影響を感じるのは私だけか?。
若干ホモホモしい雰囲気が漂っているものの女性キャラも可愛いし、知的なストーリーが展開しそうなので期待しています。

イメージ 7

テンプレラノベ原作の中では『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』が2話で良い感じに盛り上げてくれて一歩リードした感じ。
主人公が「さすおに」で「そげぶ」なんだけど、魔法の解釈の仕方とかが割と新鮮でテンプレという名の王道展開で焦らさずサクサク進むので意外と観易いです。
3話目でまた失速してしまったけど同系統の中では今期一番期待できるかな?。