気付けば2016年最初の1クールが終了。
今期最終回を迎えた作品でチェックしていたのは
『このすば』『ルパン』『アクティブレイド』『少女たちは荒野を目指す』『僕だけがいない街』『ヘヴィーオブジェクト』『GATE』『鉄血のオルフェンズ』『ブブキ・ブランキ』『デュラララ!!×2』『ディメンションW』『ハイキュー』『グリムガル』『赤髪の白雪姫』『最弱無敗の神装機竜』『無彩限のファントムワールド』『だがしかし』
そして『亜人』といった感じ。
分割2クールタイトルや『僕街』『オルフェンズ』は単発で記事にしたので割愛するとして、何をおいても今期は『この素晴らしい世界に祝福を!』のダークホースっぷりが凄まじかった。
良いアニメって話数を重ねるに連れテンションがどんどん上がっていくのですが、本作がまさにそれで作り手がノリノリで作っている事が画面を通して伝わってきました(特に第9話)。
BDの売り上げも上々との事で、スタッフも驚いたらしい第二期の放送が今から楽しみです。
白い粉(ビンラムネ)をキメちゃう回があの人の逮捕直後という絶妙なタイミングで放送された時は本当にヒヤヒヤしました(苦笑)。
テーマである駄菓子ネタもそうですが女性キャラの一挙手一投足がツボを押さえており、ほたるさんの残念美人ぶりと作画スタッフの愛を一身に受けるサヤ師のいじらしさは悶絶必至。
いろんな意味ではまり役なカロリークイーン竹達さんに、沼倉さんのヤン(キー)デレ演技も新鮮で良かったです。
2010年放送の第1期から5年ぶりの続編＋分割3クールという前代未聞の形でアニメ化された『デュラララ!!』も遂に完結。
物語に関しては言わずもがな魅力的だったのですが長丁場とあって終盤アニメスタッフが疲弊し作画や演出のキレが落ちていたのが残念でなりません。
分割3クールという時間的余裕が中弛みに繋がり、特に４期目に当たる「結」の失速感が半端なかった。
ぶっちゃけ「承」「転」「結」で3クールもやらず、上手い事2クールに纏めた方が良かったのではないか?。
今期放送タイトルの中で唯一原作を読んでいた『ディメンションW』は説明ゼリフや会話がバッサリカットした所為で、なんとも薄っぺらい作品になっていてガッカリしました。
原作では巻末に補足説明が組まれるくらい密度の濃い～SF作品なのに、アニメだけ観た人は「ミラが可愛かった」くらいの印象しか残らないのではないか?。
せめて『DTB』ばりのアクションが炸裂してくれれば救いもあったのですが、原作と同じ事しかしてない上にあまり動かず残念無念。
原作は続いてるけど、これじゃ第2期は実現しないだろうなぁ…。
ガッカリと言えば『無彩限のファントムワールド』も最後まで鳴かず飛ばずで印象に残りませんでした。
その辺り『このすば』と対極に位置していて、MXだと同日放送だったのでその差をより強く感じてしまいました。
何の脈絡もないサービスシーンに、毒にも薬にもならないエピソードなどなど、京アニ＝良作という図式も過去の物となりつつあるようです…(；一_一)
