頭の可笑しいキャラが執拗に拷問を繰り返す胸糞作品とか、登場人物がメンヘラ過ぎてイライラする青春ドラマなど、今期は肌に合わない作品が多くかなりの本数を切った私です。
ながら見してたタイトルを含めチェックしていたのは
『Re:ゼロ』『SHOW BY ROCK しょ~と』『甘々と稲妻』『タブー・タトゥー』『NEW GAME!』『プラズマイリヤ』『この美』『リライフ』『ベルセルク』『食戟のソーマ』『ラブライブサンシャイン』『マクロス△』『テイルズ』『あまんちゅ』『アクティヴレイド』『クロムクロ』『91Days』
の17本。
警察密着24時的なオチに爆笑した『NEW GAME!』と、宇佐美さんのツッコミが最後までキレッキレだった『この美術部には問題がある』と、最終回がまさかのミュージカルだった『ラブライブ! サンシャイン!!』がキャラアニメとして秀逸だったので喪失感が半端ない。
『ラブライブ』は途中から「さては終わらせる気ないな?」と思っていましたが、廃校問題を含め2期に丸投げした感があるので続編に期待しております。
後者は原作とは違う方向性で始まったスピンオフ作品のはずが、同じ様な戦いをするようになってしまい本末転倒な気がしてなりません。
劇場版の制作も発表されましたが、ここらで幕引きで良いのではないか?。
2クール物だと『Re:ゼロ』は何度も心が折れ掛けましたが何とか完走。
原作が現在進行形とあって多くの謎は残ったままで「終わった感」はありませんが、取り敢えず仲違いしていたスバルとエミリアが再会&和解して一段落するところまで描いてくれたので切りは良かったと思います。
評判が良いので2期の制作にも期待したいところですが、話がどんどんハードになっていくので振り落とされる人も多そうな予感。
話の性質上、常に精神攻撃される作品ですからね…(苦笑)。
それでいて主軸である黒幕八条との決着も疎かにせず、増員した登場人物や提示されていた伏線もきっちりと生かし切り素晴らしかったです。
やはりキャラクターが魅力的な作品は自然と物語に引き込まれますね。
最終回は異様なテンポの良さでさながらジェットコースター状態でしたが、それでいて見難いという事もなく、谷口作品では久し振りに「当たり」と思える快作でした。