旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

2016年秋のアニメ新番を観て思う「終わりの始まり」感。


大体3~4話くらいまで放送された秋のアニメ新番。
0話切りしまくって取り敢えずチェックしてるのは
の計19本。

現状でもまだ多いのでここから更に削ろうと思うのだが、今期は「アイドル物」「魔法少女物」「業界ネタ物」と既視感が強いタイトルが多く二番煎じ感が半端ない。
これだけ本数があると完全に新しい物語を作る事は不可能だし、どうしても似てる部分が出てきてしまうものだが、それにしてもな作品ばかりで「なんだかなぁ~」って感じ。

具体的に言うと『アイドルメモリーズ』は『アイマス』と『ラブライブ』で、『魔法少女育成計画』は『まどマギ』、『ガーリッシュ・ナンバー』は『SHIROBAKO』&『それが声優!』でキャラ原案に関して言えば『レガリア』と同じときたもんだ。
パクリとか言う気はないし、物語が進めばオリジナリティが見えてくるのかもしれないが、もうちょい差別化して欲しいというのが率直な感想。

あと夏新番だった『レガリア』が万策尽きて秋アニメとしてリスタートするという珍事があったばかりなのに、今期も『ろんぐらいだぁす!』が3話を落として1話を再放送したかと思えば、『ブレイブウィッチーズ』の4話が制作遅れでストパンOVAを流すなどもう無茶苦茶。
1クール物の序盤でこの有様じゃ1週休んだ程度で状況は改善しないだろ?。

制作を請け負わなければ会社が成り立たないのは分かるが、こういう体たらくで作ったアニメの円盤が売れるとは思えないし、惰性で続けてきたこのルーチンにもいよいよ限界が来たという事でしょうね。
マングローブの破産も記憶に新しいですが、そろそろスクラップアンドビルドで悪循環を絶ち、現場の待遇改善を含めた業界の改革を行うべきなのではないだろうか?。