旧いまここにあるもの

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SONYのα9は化け物か!!

米国のレンズ交換式フルサイズ機のシェアでニコンを蹴落として2位に躍り出たSONYが一眼レフ機を過去の物とする「α9」を海外で発表しました。

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筐体はほぼ「α7Ⅱ」ですが有効画素数2420万画素の積層型CMOSセンサーを搭載し、表面照射型CMOSに比べ最大20倍の読み出し速度でローリングシャッター歪みなどをほぼ解消。
AE/AF追従で秒20コマの高速連写かつ、ネックであった撮影コマ間のEVFブラックアウトもないとの事でE-M1 markⅡに続くミラーレス機の連写番長爆誕
マルチセレクタジョイスティック、イーサネット端子(有線LANポート)、デュアルSDスロットなど、プロの使用を想定した機能も盛り沢山で特にニコキヤノ使いのスポーツカメラマンを狙い撃ちしているように見えます。

バッテリーも大容量の新型に変更されたとの事ですが、こちらは引き続き撮影可能枚数が5~600枚前後とあって、USB充電に対応しているとは言えそこがプロユースには唯一のネックといったところか?。
過酷な環境だとバッテリー交換も大変ですし、合わせて防塵防滴機構など信頼性の部分をどう補って行くかが今後のポイントになりそうです。

カメラ界の勢力図を塗り替えようと攻勢を強めるSONYに対し、「明日から本気出す」とやる気のないミラーレス機でお茶を濁し続けるCanonNikonがどう出るか?。
フィルムカメラがそうであるように一眼レフ機が完全に駆逐される事はないでしょうが、このままだと過去の栄光にしがみつき経営破綻したコダックの二の舞になりそうで心配です。