6月が終わる前に今期最終回を迎えた作品の記事を作成するお仕事。
私がチェックしていた作品は
の10作品。
私にしては近年稀に見る本数の少なさだが、それは単純に観続けたいと思える作品が減っただけの話。
ファンタジーバトル系ハーレムラノベ作品はどっかで見たような個性の欠片もないテンプレ展開ばかりなんで軒並み切ったし、『ビッグオーダー』は原作読者的に無駄なサービスシーンを追加する癖に原作のエピソードを次々カットする舐めた姿勢にムカついて途中で観るのを止めました。
1クールで終わったところを見るにラストはオリジナル展開にしたんだけろうけど、私としてはしっくり来ないキャスティングを含め、何一つ「良い」と思える部分の無いアニメ化でした。
ネットでは主に脚本家が叩かれていますが、例によって大半は面白がって便乗した作品が好きでもない外野で、そういった輩が個人攻撃で日頃の鬱憤を晴らす姿はどっかの国の反日運動を見ているようで吐き気がする。
真にこの結果を愁いているのであれば、脚本にOKを出した監督やプロデューサーにも苦言を呈するのが筋であろう。
エンディングの中毒性や、ロリコンホイホイなマチのリアクションなど、良いアニメ化だと感じていただけに、こういう結果になってしまい本当に残念。
いっその事、BDで修正したらどうだろうか?。
今期2本あった岡田磨里脚本作品では『キズナイーバー』が予想以上に青春していて面白かった。
痛みを共有する少年少女たちの奇妙な友情や恋話を歯に衣着せぬセリフや下ネタを交えて描くのは岡田脚本の真骨頂!!。
エッジの効いた三輪士郎キャラを破綻無く動かしたトリガースタッフの実力も言う事なし。
一方『迷家』は終盤で『BLOOD-C』みたいな大虐殺スプラッター展開にならずホッとしたものの、水島努監督を含むヒットメーカーが集結した割に『世にも奇妙な物語』みたいな話に終始してしまいイマイチでした。
登場人物が命を落とすような事もなく、間にちょいちょいサービスシーンなんかを挟んで、『無限のリヴァイアス』みたくなるのかと思ったら結局は海版の『ストライクウィッチーズ』だったというオチ。
まぁ戦闘シーンは格好良かったからイイですけどね…。
原作の力もありますがキャラクターがとにかく魅力的で、彼女たちが動き回る姿を見ているだけで楽しいし、最終回のOPの入れ方など演出面も素晴らしい。
同社の今後の躍進に期待しています。