旧いまここにあるもの

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2015年春終了アニメあれこれ。

新番組攻勢に先駆け、昨日より関東が誇るアニメ局TOKYO MXのゴールデン枠で『レッツ&ゴー』がスタートして死ぬほど懐かしかった私です。
深夜には『ガルガンティア』、tvkでも何故か『ARISE』ではなく『攻殻S.A.C』が始まったりと何このカオス?。
さて、今春終了作品でチェックしていたのは
かをりの病名が気になった『四月は君の嘘』。二期をやるより別スタッフで作り直して欲しい『艦これ』。私的今期NO.1の『SHIROBAKO』。典型的なラノベ作品だった『冴カノ』。結局シャフトだった『幸腹グラフィティ』。完全版があるとしか思えない『Gレコ』。虚淵さんに全話脚本を書いて欲しかった『アルドノア・ゼロ』。偉大なるマンネリズムDOG DAYS''』。後半グダグダだった『七つの大罪』。分割3クールで先が長い『デュラララ!!』。最終回で万策尽きた『夜のヤッターマン』。謎の止め絵演出が目立った『純潔のマリア』。彼女たちの旅をもっと見ていたかった『ローリング☆ガールズ』。タイトル通り百合で熊で嵐だった『ユリ熊嵐』。良いスポーツアニメだと思ったら秋葉原オチが酷かった(笑)『弱ペ』。最終回が満漢全席なおふざけ回だった『ガンダム ビルドファイターズトライ』。
の計16本。
(『モバマス』と『ファフナー』は終わるのか続くのかよう解らんので割愛)
 
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『夜のヤッターマン』『ローリング☆ガールズ』『ユリ熊嵐』は1クールですが、それぞれ個性的で面白かった。
特に『夜のヤッターマン』は中弛みしましたが最終回の展開がとにかく熱い!!。
伏線は提示されていましたが、ガリナとアルエットがヤッターマンに変身してお馴染みのあの曲が流れるシーンは鳥肌必至。
惜しむらくはクライマックスの作画が間に合わず映像が使い回されていた点で、一番熱いシーンで水を差されたのが非常に残念。
ここは完成版で観たかった!!。
 
上記の作品が健闘する中、乱造されたハーレム系ラノベ作品は壊滅状態で『冴カノ』はなんとか完走しましたが、それ以外は全部切りました。
今期はこの手合いの作品が異常に多く、しかも内容やキャストがどっ被りで無個性にもほどがある!!。
こんなアニメ化、原作ファンを含め誰も幸せにならんだろうに…(;一_一)
 
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2クール物では大化けした作品と失速した作品が両極端。
既に記事にした『SHIROBAKO』は今期の私的ベストアニメですが、『アルドノア・ゼロ』と『Gのレコンギスタ』は最終回で唐突な幕引きをして唖然とさせられました。
 
前者は別記事で散々ツッコミ入れたので割愛。
後者に関しては富野御前が監督した久しぶりのガンダムで個性的なキャラクターやMS、セリフ回しを含め魅力的だったのに、最後どうしてあんなダイジェストになってしまったのか?。
サブタイトルが「大地に立つ」と思わせぶりで、戦闘シーンも見応えがあったのに、ホントどうしてこうなった?。
BDにはディレクターズカット版とか入れてくれるのだろうか?。
 
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ロボット物2作品が失速したのに対し『ガンダム ビルドファイターズトライ』は最後まで安定感があり面白かったです。
今回はビルダーにスポットを当てた事で、SDからリアルタイプへの変形や三位一体のドラゴン合体、エルドランシリーズばりのスーパーロボットまで機体の自由度が格段にアップ。
前作よりも「ガンプラバトル」に特化した内容となっており、チームバトルという新要素も良い方向に作用していました。
スクライドネタ」や「壁ドン」など、ちょいちょいぶっ込んでくる黒田洋介脚本も楽しくて、ぶっ飛びまくりな最終回でイオリ・セイのサプライズ登場を期待したら最後の最後にドモン・カッシュが出てきて大爆笑。 
 
制約が多いメインシリーズと違い、ガンプラを題材にした「ビルドファイターズ」はストーリーに融通が利くので今後のシリーズ化にも期待したい。
 
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ノイタミナ最後の砦?だった『四月は君の嘘』は最終回のエピローグがちょっと…。
かをりは手紙でとはいえ自分の想いを伝えられて満足かもしれませんが、事後報告された公生の気持ちはどうなる?。
少なくとも私が公生の立場で、こんな後出しジャンケンされたら告白出来なかった事を後悔して凹みます。
当人は納得している風な描写だったので言うだけ野暮なのですが、私はモヤモヤが残り素直に感動出来ませんでした。
良い話だとは思うんですけどねぇ…。