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『クロムクロ』 第1話 「鬼の降る空」

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監督に『DTB』『謀略のズヴィズダー』の岡村天斎さんを迎えたP.A.WORKS 15周年記念作品『クロムクロ』は同社初の本格ロボットアニメーション!!。

肉感的なキャラデザが実に好みで、頭身の高さも近年のアニメでは珍しくスラッとしていて新鮮。
1話目だけあって「めちゃくちゃ動くなぁ~」とか思ったら原画に井上俊之さんの名前があって納得。
地形オタなヒロインとか、下ネタ連発の好戦的なパイロットとか、終始全裸だったサムライなどキャラも濃くって良い感じ。
(主人公が1話でフルチンとか『東のエデン』以来ではないか?)

宇宙からやってきた謎の敵。
この世界では遥か昔に「鬼」と呼ばれる存在と戦った歴史があるようで、それが再び現れたという事らしい。
コールドスリープしていたサムライを目覚めさせたヒロインがかつての主君の生まれ変わりっぽかったり、ビームサーベルや巨大ロボットなど「鬼」によってもたらされたと思しきオーバーテクノロジーが存在するなど、お約束だが昂る設定のオンパレード。
エヴァ第3新東京市(箱根)に倣ってか、黒部ダムに国連の基地があるのも面白かった。


それにしても主題歌がGLAYとか、今期はLUNA SEAもアニメタイアップやってるし何か90年代にタイムリップしたような気分になりますね。
1話の掴みは良好でしたがP.A.WORKSは時々珍作をこしらえるし、オリジナルロボットアニメだと近々で『アルドノア・ゼロ』が大きく失速したので同じ轍を踏まない事を願います。