本家発表の前に開催するはずが忘れてたので後出しジャンケン。

歌唱賞のミューズは当ててたのに今となっては後の祭り。

(グランロデオと迷いましたが…)

「"私的"勝手に声優アワード」は文字通り主観で選んでおり、かなりの偏りがあるのであしからず。

花澤香菜さんは既に殿堂入りしているので選考から除外しており、過去に選出した人をもう一度同じ賞で選出する事はありません。

◆主演女優賞◆

内田真礼さん

『あいまいみー -妄想カタストロフ-』（ミイ/ミイ太郎）、『

アオハライド』（吉岡双葉）、

『俺、ツインテールになります。』（トゥアール/仮面ツインテール）、『

ガールフレンド』（仮）（見吉奈央）、『

GJ部@』（天使真央）、『

ご注文はうさぎですか?』（シャロ〈桐間紗路〉）、『

咲-Saki- 全国編』（姉帯豊音）、『

白銀の意思アルジェヴォルン』（ナミエ・ポートマン)、『

人生相談テレビアニメーション「人生」』（白河香織）、『

Z/X IGNITION』（青葉千歳）、『

中二病でも恋がしたい!戀』（小鳥遊六花）、『

デート・ア・ライブII』（八舞耶俱矢）、『

なりヒロwww』（梵アリス）、『

ノラガミ』（壱岐ひより）、『

HUNTER×HUNTER』（アルカ＝ゾルディック）、『

RAIL WARS!』（小海はるか）、『

ロボットガールズZ』（ゲッちゃん〈ゲッターロボ〉）

本家の主演女優賞は理解に苦しむ選考でしたが、私は『アオハライド』『俺ツイ』『ごちウサ』『ノラガミ』の内田真礼さんを推薦します。

ブレイクのきっかけとなった中二病キャラから正統派ヒロイン、ツンデレちゃんに果ては痴女(笑)まで若手ながらテンプレ化せず様々な役にチャレンジしているのが好印象で、歌手としてもソロ&グループで主題歌を担当するなど活躍しました。

◆主演男優賞◆

花江夏樹くん

『アルドノア・ゼロ（界塚伊奈帆）、『オレん家のフロ事情』（三国）、『健全ロボダイミダラー』（天久将馬）、『四月は君の嘘』（有馬公生）、『ストライク・ザ・ブラッド』（絃神冥駕）、『世界征服～謀略のズヴィズダー～』（地紋明日汰）、『ソードアート・オンラインII』（シュピーゲル / 新川恭二）、『とある飛空士への恋歌』（カルエル・アルバス / カール・ラ・イール）、『東京喰種トーキョーグール』（金木研）

本家の主演女優賞は見当違いでしたが、主演男優賞の小野大輔さんは二度目の受賞という部分を除けば異論なし。

『コックリさん』や『ばらかもん』、ライフワークの『黒執事』にみんな大好き『ジョジョ』と、クールな役からおかんまで(笑)安定の小野Dが評価されたのは喜ばしい事です。

しかし「私的声優アワード」ではあえて花江くんを推す。

『甘ブリ』『ニセコイ』『バディコンプレックス』『ピンポン』『ハイキュー!!』『ばらかもん』『ガンダムUC』の内山昴輝くんと悩みに悩んだのですが、花江くんは『ズヴィズダー』『とある飛空士の恋歌』『ダイミダラー』『4月は君の嘘』『アルドノア・ゼロ』『トーキョーグール』など話題作で主役を演じる一方、若手ながら『ソードアート・オンラインⅡ』で子安さんに肉薄する変態演技(笑)を披露してくれた点でインパクトが強かった。

相方の逢坂くんも凄まじい本数をこなしていましたが前回「主演男優賞」に輝いたので除外。

ちなみに次回の主演男優賞は8割方、松岡禎丞くんで決まりな気がします(汗)。

◆助演女優賞◆

早見沙織さん

『頭文字D Final Stage』（上原美佳）、『異能バトルは日常系のなかで』（櫛川鳩子）、
『ガールフレンド（仮）』（風町陽歌）、『神々の悪戯』（草薙結衣）、『グラスリップ』（高山やなぎ）、『ご注文はうさぎですか?』（青山ブルーマウンテン）、『咲-Saki- 全国編』（神代小蒔）、『四月は君の嘘』（井川絵見）、『ソウルイーターノット!』（アーニャ・ヘプバーン）、『憑物語』（斧乃木余接）、『とある飛空士への恋歌』（シャロン・モルコス）、『凪のあすから』（おじょし様）、『ノラガミ』（梅雨）、『バディ・コンプレックス』（弓原雛 / ヒナ・リャザン）、『FAIRY TAIL 〜フェアリーテイル〜』（カグラ・ミカヅチ）、『魔法科高校の劣等生』（司波深雪）、『マンガ家さんとアシスタントさんと』（足須沙穂都）、『六畳間の侵略者!?』（ルースカニア・ナイ・パルドムシーハ）

早見さんはおっとりお姉さんからギャル、ヤンデレ妹ちゃんにキメ顔の童女と若手ながら万能選手で非の打ちどころがありません。

演技力も素晴らしく『異能バトル』の長台詞にはテレビアニメで久しぶりに圧倒されました。

中原麻衣さん

『一週間フレンズ。』（藤宮志穂）、『

オオカミ少女と黒王子』（佐田怜香）、『

ガールフレンド（仮）』（有栖川小枝子）、『

ガンダム Gのレコンギスタ』（バララ・ペオール）、『

月刊少女野崎くん』（鹿島遊）、『

咲-Saki- 全国編』（宮永照）、『

SHIROBAKO』（興津由佳、中春鳴〈あかね役〉、先輩OL B、動画検査、エミー）、『

ストライク・ザ・ブラッド』（ニーナ・アデラード）、『

精霊使いの剣舞』（グレイワース・シェルマイス）、『ソ

ードアート・オンラインII』（ベルザンディ）、『

中二病でも恋がしたい! 戀』（眠睡）、『

FAIRY TAIL』（ジュビア・ロクサー）、『

魔法科高校の劣等生』（市原鈴音）、『

メカクシティアクターズ』（アヤノ / 楯山文乃）、『

RAIL WARS!』（五能瞳）

中原さんは『野崎くん』の鹿島遊が衝撃的で、最初誰がやっているか分からなくてスタッフロールを見て度肝を抜かれました。

さらに『１週間フレンズ。』の藤宮母や『SHIROBAKO』の興津さん『RAIL WARS!』の

五能瞳

といった大人の女性から、『劣等生』の

市原鈴音に

『Gレコ』のバララみたいな癖のある美少女まで役幅の広さから文句なしの助演女優賞です。

◆助演男優賞◆

吉野裕行さん

『暁のヨナ』（ケイシュク）、『カードファイト!! ヴァンガードレギオンメイト編』（小茂井シンゴ）、『寄生獣セイの格率』（浦上）、『白銀の意思アルジェヴォルン』（コシカワ・ショウヘイ）、『SHIROBAKO』（高梨太郎 / タロー）、『神撃のバハムート GENESIS』（ファバロ・レオーネ）、『スペース☆ダンディ』（ミャウ）、『ソウルイーターノット!』（オックス・フォード)、『信長協奏曲』（森長可）、『ハイキュー!!』（岩泉一）、『はじめの一歩 Rising』（猫田銀八〈戦後編〉）、『バディ・コンプレックス』（ヤール・ドゥラン）、『Free!-Eternal Summer-』（世良忠典）、『弱虫ペダル GRANDE ROAD』（荒北靖友））

吉野さんは『弱ぺ』の狂犬・荒北。『SHIROBAKO』のリーサルウェポン・タロー。『神撃のバハムート』の外道主人公・ファバロ他、印象的な役柄を多数こなす名バイプレーヤーとして確固たる地位を確立したように思います。

声質的にやんちゃな役が多いのですが、『スペース☆ダンディ』のミャウのような人外キャラもそつなくこなすのが素晴らしい。

中田譲治さん

『アカメが斬る!』（リヴァ）、『甘城ブリリアントパーク』（赤竜ルブルム）、『繰繰れ! コックリさん』（信楽、残念なタイマー）、『キャプテン・アース』（麻野田カズヤ）、『ケロロ～keroro～』（ギロロ伍長）、『咲-Saki- 全国編』（ナレーション）、『戦国無双SP 真田の章』（徳川家康）、『ディーふらぐ!』（ショーン・コネコネ）、『デート・ア・ライブII』（エリオット・ウッドマン）、『テラフォーマーズ』（アレクサンドル・グスタフ・ニュートン）、『東京ESP』（江戸山会長）、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』（言峰綺礼）、『ブレイドアンドソウル』（ハヤテ）、『ログ・ホライズン2』（にゃん太、ボロネーゼ親方）

名バイプレーヤーという意味ではジョージさんも負けていません。

昔はダンディボイスも相まってシリアスクールキャラが多かったのですが、最近は本人のキャラクターに引っ張られて何でもやる面白い人というイメージが定着してしまったのがたまにきず(苦笑)。

『コックリさん』の「残念なタイマー」なんかがその最たる物でありますww。

しかし今回の助演男優賞は混戦で２人に絞るのに苦労しました。

御堂筋くんの怪演が凄まじい遊佐さんや、ダンディからアーチャーまでイケメンアニキ担当の諏訪部さん。

ロン毛クライマーからアヒルまでこなす森久保さんに、安定の神谷さんなど2014年は印象的な活躍をした人が本当に多かった。

◆新人女優賞◆

雨宮天さん

『アカメが斬る!』（アカメ）、『アルドノア・ゼロ』（アセイラム・ヴァース・アリューシア）、『一週間フレンズ。』（藤宮香織）、『東京喰種トーキョーグール』（霧嶋董香）、『七つの大罪』（エリザベス)、『ブレイドアンドソウル』（ジン・ハズキ）、『魔法科高校の劣等生』（光井ほのか）

『一週間フレンズ。』の藤宮さんでブレイクし、その後『アカメが斬る』『アルドノア・ゼロ』『七つの大罪』『トーキョーグール』など恐ろしい勢いで代表作を増やしている今最も勢いのあるヒロイン声優といっても過言ではありません。

2012年デビューなので新人賞になりましたが、そうでなかったら主演女優賞も射程圏内だったと思います。

水瀬いのりさん

『アルドノア・ゼロ』（エデルリッゾ）、『エスカ&ロジーのアトリエ～黄昏の空の錬金術士～』（少女メーリエ）、『ご注文はうさぎですか?』（チノ〈香風智乃〉）、『四月は君の嘘』（メグ、瀬戸小春）、『シュガー＊ソルジャー』（如月麻琴）、『天体のメソッド』（ノエル）、『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』（名都借みらい）、『ブラック・ブレット』（壬生朝霞）、『ロボットガールズZ』（グレちゃん〈グレートマジンガー〉）

『ご注文はウサギですか?』のチノや、『アルドノア・ゼロ』のエデルリッゾ、『天体のメソッド』のノエルなど、ちっちゃい子役に定評のある水瀬さんは同属性の久野美咲ちゃんと迷ったのですが僅差で新人女優賞に選出しました。

◆新人男優賞◆

斉藤壮馬くん

『アカメが斬る!』（タツミ）、『アルドノア・ゼロ』（詰城祐太朗）、『怪盗ジョーカー』（シャドウ・ジョーカー）、『残響のテロル』（ツエルブ / 久見冬二）、『シドニアの騎士』（赤井持国）、『トライブクルクル』（天宝院ユヅル)、『ハイキュー!!』（山口忠）、『フューチャーカードバディファイト』（龍炎寺タスク)

斎藤くんは『残響のテロル』のツエルブと『アカメが斬る!』のタツミで認識したのですが、2014年にブレイクした若手男性声優の筆頭だと思います。

王道の主人公ボイスを持っているので今後の活躍にも期待したい。

山下大輝くん

『アオハライド』（内藤）、『甘城ブリリアントパーク』（大学生男子）、『ウィッチクラフトワークス』（生徒）、『オレカバトル』（ヴァル、タツドン）、『グラスリップ』（白崎祐）、『PSYCHO-PASS サイコパス 2』（錫木萌、男子生徒）、『少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-』（佐伯希星）、『スペース☆ダンディ』（三男）、『ソードアート・オンラインII』（ジュン）、『魔法科高校の劣等生』（十三束鋼）、『弱虫ペダル GRANDE ROAD』（小野田坂道）、『ログ・ホライズン2』（トウヤ、ポロロッカ）

山下くんは前回の「本家声優アワード」で新人賞を獲得しましたが個人的には2014年の方が飛躍したと思いノミネート。

『弱虫ペダル』の妖怪ペダル回し…もとい。小野田くん役を筆頭に、迷作『グラスリップ』の白崎祐、『劣等生』の十三束鋼など、2012年にデビューしてから凄まじい勢いで代表作を増やしています。

声のイメージから草食系男子役が多いので、それをどう払拭していくか楽しみです。