旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

第10回 "私的"勝手に声優アワード。

毎年恒例「"私的"勝手に声優アワードの季節がやって参りました。
前回は後出しになってしまったので今回は意地でも間に合わせたのですが、「流行語大賞」と同じでどうしても2015年後半に活躍した人のイメージが強く出てしまいバランスを取るのに苦労しました。
 

◆主演女優賞◆

イメージ 4
 
四月は君の嘘』(宮園かをり)、『うたわれるもの 偽りの仮面』(クオン)、『艦隊これくしょん -艦これ-』(那智、足柄、羽黒)、『空戦魔導士候補生の教官』(ユーリ・フロストル)、『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』(ロゥリィ・マーキュリー)、『ご注文はうさぎですか??』(リゼ)、『食戟のソーマ』(薙切えりな)、『ハイスクールD×D BorN』(ゼノヴィア)、『ハロー!!きんいろモザイク』(小路綾)、『ローリング☆ガールズ(響逢衣)

主演女優賞は美少女アニメが台頭している関係上接戦で、今回も水瀬いのりさん、佐倉綾音さん、東山奈央さん、といった面々から誰を選出するかで非常に悩みました。
その中から種田さんを選んだ理由は役幅の広さであり、快活なクオンや宮園かをり、高飛車な薙切えりな、お姉さまなロゥリィ、ボーイッシュなリゼと、テンプレな配役に偏りがちな昨今の声優業界でこれだけの属性を演じ分けている点を高く評価させていただきました。
 

◆主演男優賞◆

イメージ 7
 
弱虫ペダル GRANDE ROAD』(青八木一)、『青春×機関銃』(雪村透)、『アブソリュート・デュオ』(九重透流)、『空戦魔導士候補生の教官』(カナタ・エイジ)、『冴えない彼女の育てかた』(安芸倫也)、『銃皇無尽のファフニール』(物部悠)、『食戟のソーマ』(幸平創真)『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(ベル・クラネル)、『ミカグラ学園組曲』(ビミィ)、『落第騎士の英雄譚』(桐原静矢)、『WORKING!!!』(泉の担当編集)

今年の主演男優賞はラノベ主人公声優の名を欲しいままにしている松岡くんを選出。
ぶっちゃけ演じる役柄がテンプレ化しつつあるのですが『食戟のソーマ』でジャンプマンガの主人公を演じた実績はやはり大きく、地味にねちっこい悪役やマスコットキャラまでこなしていたのもポイントが高かったです。
 

助演女優賞

イメージ 2
 
暗殺教室』(倉橋陽菜乃)、『ガンスリンガー ストラトス』(片桐鏡華)、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(アトラ・ミクスタ)、『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』(テュカ・ルナ・マルソー)、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』(緑川纈)、銃皇無尽のファフニール』(リーザ・ハイウォーカー)、『純潔のマリア』(マリア)、『SHIROBAKO』(鈴木京子、ありあ)、『デュラララ!!×2』 (折原九瑠璃)、『ヘヴィーオブジェクト』(おほほ)、『落第騎士の英雄譚』(東堂刀華)

イメージ 8
 
 
 アイドルマスター シンデレラガールズ』(アナスタシア)、オーバーロード』(シャルティア・ブラッドフォールン)、艦隊これくしょん -艦これ-』(吹雪、蒼龍、飛龍)、『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』(星野輝子)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(月見草朧)、SHOW BY ROCK!!』(チュチュ)、『プラスティック・メモリーズ』(海松エル)

主演と助演の線引きが非常に難しく、悩んだ末にこの御二方を選出。
金本さんは『ヘヴィーオブジェクト』のお姉さま↔ロリの2段回演技が素晴らしく、久しぶりの主演作『純潔のマリア』も輝いていました。

上坂さんは当初主演女優賞で考えていたのですが、最終的に助演賞に落ち着く。
シャルティアの吹っ切ったクリーチャー演技や、闇落ちを含むチュチュのお姉さんっぷりが強く印象に残っています。

助演男優賞

イメージ 11
 
おそ松さん』(松野おそ松)、『終わりのセラフ』(フェリド・バートリー)、GANGSTA.』(マルコ・アドリアーノ)、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(マクギリス・ファリド)、『グリザイアの迷宮』(風見雄二)、『K RETURN OF KINGS』(草薙出雲)、『シドニアの騎士 第九惑星戦役』(岐神海苔夫)、『純潔のマリア』(ベルナール)、『食戟のソーマ』(一色慧)、『SHIROBAKO』(野亀武蔵)、『DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD』(無神ルキ)、『東京喰種トーキョーグール√A』(ウタ)、『ハイキュー!! セカンドシーズン』(月島明光)、『響け! ユーフォニアム』(滝昇)、『乱歩奇譚 Game of Laplace』(アケチ)

イメージ 10
福島潤さん
弱虫ペダル GRANDE ROAD』(鳴子章吉)、『キュートランスフォーマー』(ホイルジャック)、SHIROBAKO』(茶沢信輔)、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(ゲド・ライッシュ)、デュエル・マスターズ VSR』(赤城山バサラ)、Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』(アトラム・ガリアスタ)、ドラマ版『デスノート』(リューク)

櫻井さんは主人公からその好敵手、三下のザコから悪の親玉、果ては原作者様まで、様々な役柄で作品に華を添えてくれたので文句なしの選出。
福島さんは出演本数こそ少ないですが鳴子くんのような熱血漢から、茶沢みたいなチャラ男。
そして大抜擢となったドラマ版『デスノート』のリューク役を好演した点を考慮しました。

総合的な活躍から上記2名を選びましたが、単発のインパクトでは『弱虫ぺダル』で御堂筋くんを演じた遊佐浩二さんが圧倒的だった事をここに付け加えておきます。
冗談抜きに独り舞台の話数とかありましたし、あの演技は本当に凄かった…。
 

◆新人女優賞◆ 

イメージ 3
 
がっこうぐらし!』(直樹美紀)、コメット・ルシファー』(カオン・ランチェスター)、純潔のマリア』(ドロシー)、『それが声優!』(一ノ瀬双葉 / コロリ)、魔法少女リリカルなのはViVid』(リンダ)、乱歩奇譚 Game of Laplace』(コバヤシ)

イメージ 6
 
アクエリオンロゴス』(海凪花嵐)、『えとたま』(ウマたん)、『学戦都市アスタリスク』(刀藤綺凛)、『がっこうぐらし!』(恵飛須沢胡桃)、『Classroom☆Crisis』(瀬良ミズキ)、『小森さんは断れない!』(西鳥めぐみ)、『ミカグラ学園組曲』(藤白おとね)、『モンスター娘のいる日常』(パピ)、ランス・アンド・マスクス』(鬼堂院真緒)、『ローリング☆ガールズ』(森友望未)、『わかば*ガール』(小橋若葉)

高橋さんはがっこうぐらし!』のみーくんや『乱歩奇譚』のコバヤシ、選考期間からは外れますが『このすば』のめぐみんなど印象的な役柄を多数演じる今最注目の新人さん。
小澤さんも『月間少女野崎くん』の千代ちゃん役でブレイクしてからというもの、凄まじい勢いで代表作を増やしており今後の活躍が楽しみです。

『下セカ』で羞恥心をかなぐり捨てた石上静香さんも候補に挙がっていたのですが2016年の方が活躍しそうなので期待を込めて次回に持ち越しとなりました。
 

◆新人男優賞◆

イメージ 5
 
 
アルスラーン戦記』(アルスラーン)、『Go!プリンセスプリキュア』(平野ケンタ)、『コメット・ルシファー』(ソウゴ・アマギ)、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』(奥間狸吉)、『食戟のソーマ』(丸井善二)、『SIROBAKO』(平岡大輔)

イメージ 9

 内田雄馬くん
 
ガンダムビルドファイターズ トライ』(コウサカ・ユウマ)、『学戦都市アスタリスク』(夜吹英士郎)、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(アイン・ダルトン)、『Classroom☆Crisis』(霧羽ナギサ)、『血界戦線』(音速猿〈ソニック〉)、『冴えない彼女の育てかた』(上郷喜彦)、『魔法少女リリカルなのはViVid』(クラウス・G・S・イングヴァルト)

女性声優に比べ需要が少ない男性陣ですが今期は若手が主演を任される事が多く、アルスラーン』と『下セカ』という両極体な作品で主演を務めた小林さんと、錚々たるメンバーが集まる血界戦線』の現場で揉まれた雄馬くん以外にも、田丸篤志さんや山下大輝くんの活躍も目立っていました。
 

◆歌唱賞◆

イメージ 1

本物の声優アワードでは前回「歌唱賞」に輝いたμ’sですが私的声優アワードでは今回受賞となりました。
言わずもがなMステへの出演や紅白出場などで一般層にまでその名を広めたのが最大の理由です。

こうなると本物の声優アワードで誰が選ばれるか気になるところですが、梶裕貴くんが主演男優賞を二年連続で受賞した前例があるのでμ’sが再び歌唱賞に輝くかもしれません。
個人的に対抗馬はシンフォギアだと思っているのですが、さてどうなるでしょう?。