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『パパラッチ』(2004年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Paparazzi
製作: 2004年 アメリ
時間: 84
監督: ポール・アバスカル
脚本: フォレスト・スミス
音楽: ブライアン・タイラー
出演: コール・ハウザー(ボー・ララミー)
    ロビン・タネイ(アビー・ララミー)
    デニス・ファリナ(バートン警部)
    ダニエル・ボールドウィン(ウェンデル・ストークス)
    トム・ホランダー(レナード)
    ケビン・ゲイジ(ケビン)
    トム・サイズモア(レッスク・ハーパー)

あらすじ

 新作映画が大ヒットし一躍スターダムにのし上がった俳優のボー・ララミー(コール・ハウザー)。
愛する妻アビー(ロビン・タニー)と息子のザック(ブレイク・ブライアン)とともに郊外の新居で何不自由ない生活を始めるのだが、悪名高いパパラッチのレックス(トム・サイズモア)に目を付けら次々とスキャンダラスな記事を書き立てられてしまう。
その魔の手が家族に迫る時、ついにララミーは報復を開始する…。

予告映像

感想

卑劣なパパラッチどもに鉄拳制裁!!。
ハリウッドセレブの鬱憤を晴らすリベンジアクション『パパラッチ』が深夜に放送されたので観る。
本編たったの84分。
出演作品が成功して有名になった俳優がパパラッチから命に関わる嫌がらせを受け
「俺の事は構わんが、家族に手を出すのだけは許さん!!」
とブチギレで一味を血祭りに上げるという、ただそれだけの作品。
 
問題児(という年でもないが)メル・ギブソンがプロデュース&カメオ出演し、パパラッチのリーダーをお騒がせ俳優トム・サイズモアが演じているのが笑える。
しかしメル・ギブソンが「スカッ」としたかっただけとしか思えない単純明快すぎるストーリーは伏線も余韻も意外な展開も一切なくハッキリ言って物足りない。
 
そもそも事件の捜査にあたる刑事は最初の事故の時はなーなーに捜査しておいて、主人公が起こした事件では本気出すって可笑しいだろ?。
なんで速度違反者取り締まるカメラの存在に気付かないんだよ?。
それでいて現場に落ちてるペンや、スーツの掛け方から主人公に疑いの目を向けるとかアホか!!。
こいつが最初からちゃんと捜査していれば主人公が手を汚す必要はなかっただろ!!。
 
ラストも私刑を執行した主人公が罪に問われる事もなく、
「品位のないパパラッチを軽くあしらえる程度に神経が図太くなりました、めでたしめでたし」
ってな感じで終了~。
 
短いので一発ネタ的には楽しめますが、それ以上得る物はないですね…(;一_一)