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『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー』(2011年) -☆☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Fire with Fire
時間: 97分
製作: 2015年 アメリ
監督: デビッド・バレット
脚本 トム・オコナー
音楽: トレバー・モリス
出演 ジョシュ・デュアメル(ジェレミー・コールマン)
    ロザリオ・ドーソン(タリア)
    ブルース・ウィリス(マイク・セラ)
    ジュリアン・マクマホン(ロバート)
    カーティス・“50セント”・ジャクソン(ラマー)
    リチャード・シフ
    ビニー・ジョーンズ
    ビンセント・ドノフリオ(デビッド・ヘイガン)

あらすじ

消防士のジェレミーは、冷酷非情なギャングのボス、ヘイガンがかかわる殺人事件現場を目撃してしまい、命を狙われる。
警察に保護されたジェレミーは、証人保護プログラムにより名前と住む場所を変えて身を隠すが、それでもヘイガンは執ようにジェレミーを追ってくる。
やがて恋人や友人にまで危険が及んだことで、ジェレミーは逃げ隠れるのをやめ、大切な人たちを守るため一転して追う者へと変ぼうしていく。

予告映像

感想

新年に向けHDDレコーダーに貯まった番組を整理していたら『トランスフォーマー』シリーズのレノックス大尉役で一躍有名になったジョシュ・デュアメルと、ブルース・ウィリスが共演したのにビデオスルーになった曰くつきの『ファイヤー・ウィズ・ファイヤー』が出て来たので観る。

法律なんてクソ喰らえなギャングに命を狙われた消防士が、愛する人や仲間を守る為に逆襲するというリベンジアクション。
目測で1キロ以上離れた場所に居るスナイパー相手にグロックの精密射撃で応戦する描写からして「珍作臭」が半端ないのだが、主人公の消防士がまぐれでギャングを殺したり、ゲロ吐きながら拷問したりとこれは最早ギャグなのではないか?。
証人保護中の相手とよろしくやってしまう女捜査官のプロ意識の低さもさる事ながら、面と向かって「(殺人も拷問も)全ては君のためだ」と告白する主人公も愛が重すぎて怖いわww。

消防士が火災を起こしてギャングを一網打尽にしようとする描写も「職業倫理的にどうなのよ?」と思わずにはいられないし、危うく恋人ごと焼き殺しそうになるとか後から連れてこられたのに何で気付かないんだよww
主人公に「こんな事やめて!!」とかメンヘラ発言してた恋人も、最終的に「私はここよ!!」とか言って殺し屋(コイツ何だったの?)の眉間を精密射撃で撃ち抜いたり、ボスをハチの巣にしたりとだったら最初からお前が殺れよって話ww。
極め付けが横から口出しして、最終的には消防士が自分の代わりに復讐してくれてメシウマ状態ブルース・ウィリスの存在意義。

テレビ放送なのでカットされた部分もあるのだろうが、そういった事を差し引いても脱力必至な内容でビデオスルーも納得の駄作でした。