旧いまここにあるもの

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岡崎武士 『レッツ☆ラグーン』 第3巻 (講談社・ヤンマガKCスペシャル)

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1巻は2010年2巻が2012年、と2年おきにしか新刊が出ない無人島でのサバイバル劇と思いきや実はタイムトラベル物だった岡崎武士さんの『レッツ☆ラグーン』待望の第3巻が登場。
主人公の山田とヒロインのチカに加え、チカの姉のミキ、ミキと関係を持つ教師の柴田、主人公に想いを寄せるノリ、と謎の島での遭難生活はなんやかんや賑やかになりました。
 
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しかし、その賑やかさと引き換えに減っていく山田とチカの時間。
そこにノリの猛烈アプローチが加わり2人の関係に亀裂が生じてしまいます。
恋愛感情がなかったチカも山田の事が気になりだした様で、この三角関係の行く末やいかに?。
 
タイムスリップの原因と思われる謎の「霧」。
不自然なほど人が生活しやすい環境が整えられた「島」。
そしてチカの前に姿を現す「未来の山田」。
「あそこで出会うとは聞いてなくて」と第三者の介在を匂わせていますが、この物語は一体どこへ向かうのか?。
 
順当に行けば次巻が出るのは2016年(遠!!)。
取り敢えず『エデンの檻』みたいな結末にならない事を願っております。