2016-03-25 岩原裕二 「ディメンションW」 第10巻(ヤングガンガンコミックスSUPER) ┣ 書籍レビュー 単行本 ◆書籍◆ テレビアニメの方も終了間近な「イースター島編」完結巻にして、連載誌をビッグガンガンに移して始まった「回収屋狩り編」の導入部を収録した『ディメンションW』第10巻を購入。 帯の推薦文が小野Dで思わず笑ってしまいました。 長らく続いた「イースター島編」は雅の死を受け入れ過去に折り合いをつけたマブチの晴れやかな表情によって締めくくられ、物語は百合崎博士から新たなコイルを託されたミラの物語へとシフトして行きます。 ミラに"人の痛み"を教える謎のコイルは彼女にどのような変化をもたらすのか?。 そして暗躍する犯罪組織「シンジケート」とは?。 新章「回収屋狩り編」はルーザーの死によって身寄りのなくなったエリーがキーマンになる様ですが、マブチに子供扱いされた時のリアクションが可愛過ぎて悶絶必至。 女性キャラの中でこの娘が一番好きなので幸せになって欲しいのですが、岩原作品の美少女キャラって不幸になる率が異常に高いので心配でなりません。