旧いまここにあるもの

Yahoo!ブログ時代のアーカイブ。記事内のリンクが上手く機能しなかったり、タイトルが文字化けしたり、画像のアスペクト比が可笑しいのはダメダメな移行機能の所為。新ブログはこちら→https://imakokoniarumono.hatenablog.com/

『キャビン』(2011年) -★★★☆☆-

イメージ 1

スタッフ&キャスト

原題: THE CABIN IN THE WOODS
製作: 2011年 アメリ
時間: 95分
音楽: デヴィッド・ジュリアン 
出演: クリステン・コノリー(デイナ)
    クリス・ヘムズワース(カート)
    アンナ・ハッチソン(ジュールス)
    フラン・クランツ(マーティ)
    ジェシー・ウィリアムズ(ホールデン
    リチャード・ジェンキンス(シッターソン)
    ブラッドリー・ウィットフォード(ハドリー)
    エイミー・アッカー(リン)
    ブライアン・ホワイト(トルーマン
    ティム・デザーン(モーデカイ)

あらすじ

知り合いが購入した山奥の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)やカート(クリス・ヘムズワース)を含む大学生の男女5人組。
その晩、怪しげな地下室で身の毛もよだつ内容がつづられた古いノートを発見する。
 
時を同じくして、そんな彼らの姿を密かに監視する者達がいた。
行動の一部始終をモニターし制御する研究員風の男たち。
果たしてその目的とは?。

予告映像(微バレを含みます)

感想

映画通の読みを覆す斬新なストーリーが話題を呼んだ『キャビン』を観る。
死霊のはらわた』と思いきや、実は『キューブ』なのでは?、と油断させておいて本当は…。
 
詳しくは書けないがメタフィクション的な構造でありながら更にその上から別の要素を上書きする不思議な作品。
予告などでは「定番を破壊する」と銘打っているが「定番で闇鍋を作った」という表現の方が正しい気がする。
 
何故か日本がピックアップされていたり、最後にあの大物スターがカメオ出演するなど、ホラー&オカルト&モンスター&スプラッター映画をごった煮しつつ、人間の身勝手さに対する皮肉まで盛り込んだ意欲作。
 
血生臭い描写の連続なのでそういった表現がダメな人にはお薦め出来ませんが、大丈夫な人は是非とも事前情報を仕入れず(出来れば予告映像も見ない方が良い)観賞して頂きたく思います。