スタッフ&キャスト
原題: ARGO
製作: 2012年 アメリカ
時間: 120分
時間: 120分
出演: ベン・アフレック(トニー・メンデス)
ブライアン・クランストン(ジャック・オドネル)
アラン・アーキン(レスター・シーゲル)
ジョン・グッドマン(ジョン・チェンバース)
ヴィクター・ガーバー(ケン・テイラー)
テイト・ドノヴァン(ボブ・アンダース)
クレア・デュヴァル(コーラ・ライジェク)
スクート・マクネイリー(ジョー・スタッフォード)
クリストファー・デナム(マーク・ライジェク)
カイル・チャンドラー(ハミルトン・ジョーダン)
クリス・メッシーナ(マリノフ)
タイタス・ウェリヴァー(ジョン・ベイツ)
シェイラ・ヴァンド(サハル)
マイケル・パークス(ジャック・カービー)
ロリー・コクレイン(リー・シャッツ)
ブライアン・クランストン(ジャック・オドネル)
アラン・アーキン(レスター・シーゲル)
ジョン・グッドマン(ジョン・チェンバース)
ヴィクター・ガーバー(ケン・テイラー)
テイト・ドノヴァン(ボブ・アンダース)
クレア・デュヴァル(コーラ・ライジェク)
スクート・マクネイリー(ジョー・スタッフォード)
クリストファー・デナム(マーク・ライジェク)
カイル・チャンドラー(ハミルトン・ジョーダン)
クリス・メッシーナ(マリノフ)
タイタス・ウェリヴァー(ジョン・ベイツ)
シェイラ・ヴァンド(サハル)
マイケル・パークス(ジャック・カービー)
ロリー・コクレイン(リー・シャッツ)
あらすじ
1979年11月4日 イラン革命が激しさを増すテヘランでアメリカ大使館が過激派グループによって襲撃・占拠され、52人にのぼる職員が人質になる事件が発生。
混乱の中、アメリカ人6名が大使館から脱出、カナダ大使の自宅に身を隠していた。
知らせを聞いたアメリカ政府は関係者を集め、救出に向けた話し合いの場を設けるのだが、状況を打開する名案は浮かばず暗礁に乗り上げる。
そんな中、CIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、ウソの映画撮影を企画し現地に乗り込み6人を撮影クルーとして国外に連れ出すという驚くべき作戦を提案。
こうして空前絶後の救出劇が幕を開ける…。
混乱の中、アメリカ人6名が大使館から脱出、カナダ大使の自宅に身を隠していた。
知らせを聞いたアメリカ政府は関係者を集め、救出に向けた話し合いの場を設けるのだが、状況を打開する名案は浮かばず暗礁に乗り上げる。
そんな中、CIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、ウソの映画撮影を企画し現地に乗り込み6人を撮影クルーとして国外に連れ出すという驚くべき作戦を提案。
こうして空前絶後の救出劇が幕を開ける…。
予告映像
感想
『ゴーン・ベイビー・ゴーン』『ザ・タウン』など監督作が軒並み高い評価を受けているベン・アフレックが1979年に起きた「イランアメリカ大使館人質事件」を題材に描き見事「第85回アカデミー賞・作品賞」を受賞した話題作『アルゴ』を観る。
率直な感想としてこの作品は凄く観易い。
事件を知らない私の様な人間でも当時の世相や両国間のわだかまりなどが丁寧に説明されるのですんなり物語に入り込む事が出来たし、ノンフィクション故に派手な見せ場こそないもののテンポ良く話が進むため中弛みせず最後まで退屈する事なく楽しめた。
CIAがハリウッドに協力を仰ぎ制作発表まで行ったニセ映画作戦。
率直な感想としてこの作品は凄く観易い。
事件を知らない私の様な人間でも当時の世相や両国間のわだかまりなどが丁寧に説明されるのですんなり物語に入り込む事が出来たし、ノンフィクション故に派手な見せ場こそないもののテンポ良く話が進むため中弛みせず最後まで退屈する事なく楽しめた。
CIAがハリウッドに協力を仰ぎ制作発表まで行ったニセ映画作戦。
ギャグにしか見えないこんな救出作戦を大真面目に実行し、しかも無事成功したと言うのだから驚き。
まさに「事実は小説(この場合は映画か?)より奇なり」だ。
土壇場での中止命令や、それを振り切って単身救出作戦を実行する主人公。
空港でチケット申請が一度弾かれたり、正体に気付いた治安部隊が追って来る終盤の展開などは流石に映画的な脚色なのだろうが、そのお陰でクライマックスは手に汗握りっぱなし。
主人公たちを乗せた旅客機がイラン領空を出たと機内アナウンスが流れた時は思わず胸を撫で下ろしてしまった。
エンドロールで実際の関係者と映画でその役を演じた俳優さんの顔が横並びで流れるのだが、これがまた笑っちゃうくらい似ていてビックリ。
彼等のその後や、この作戦の機密解除までの流れが簡潔に説明され物語は幕を閉じる。
土壇場での中止命令や、それを振り切って単身救出作戦を実行する主人公。
空港でチケット申請が一度弾かれたり、正体に気付いた治安部隊が追って来る終盤の展開などは流石に映画的な脚色なのだろうが、そのお陰でクライマックスは手に汗握りっぱなし。
主人公たちを乗せた旅客機がイラン領空を出たと機内アナウンスが流れた時は思わず胸を撫で下ろしてしまった。
エンドロールで実際の関係者と映画でその役を演じた俳優さんの顔が横並びで流れるのだが、これがまた笑っちゃうくらい似ていてビックリ。
彼等のその後や、この作戦の機密解除までの流れが簡潔に説明され物語は幕を閉じる。
イラン政府が批判する様にアメリカの主観で描かれている感は否めず、この映画を鵜呑みにして全てを知った気になるのは危険だが、とても興味深い作品だった。