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『ゴーンガール』(2014年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Gone Girl
製作: 2014年 アメリ
時間: 148分
原作 ギリアン・フリン
脚本 ギリアン・フリン
音楽: トレント・レズナー アティカス・ロス
出演 ベン・アフレック(ニック・ダン)
      ロザムンド・パイク(エイミー・ダン)
    ニール・パトリック・ハリス(デジー・コリンズ)
    タイラー・ペリー(ターナー・ボルト)
    キム・ディケンズ(ボニー刑事)
    パトリック・フュジット(ギルピン巡査)
    キャリー・クーン(マーゴット・ダン)
    デビッド・クレノン
    リサ・ベインズ
    エミリー・ラタコウスキー
    ケイシー・ウィルソ

あらすじ

幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅のキッチンから大量の血痕が発見される。警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ捜査を進めるが、メディアが事件を取り上げたことで、ニックは全米から疑いの目を向けられることとなる。

予告映像

感想

デヴィッド・フィンチャー監督と次期バットマンであるベン・アフレックがタッグを組んだ『ゴーンガール』を鑑賞。
この映画を一言で表すなら凝りに凝った『世界仰天ニュース』。
もしくは鬱屈しまくった『Mr.&Mrs.スミス』である。

倦怠期を迎えたとある夫婦。
ある朝、妻が不可解な失踪を遂げ、残された夫に疑惑の目が向けられる。
妻の身に一体何が起きたのか?。夫は本当に殺人を犯したのか?。

どこまでがネタバレになるか解らないので多くは語れませんが鑑賞後「女っておっかねぇ~」と思うそんな作品。
もっとも旦那も旦那で相当なダメ人間なので見方によっては「ざまぁwwww」と感じるかもしれません。

フィンチャー印のキレッキレの映像や、批評家から絶賛されたロザムンド・パイクの演技など見るべき点は多いのですが如何せん尺が長く、それでいて「スカッ」する結末でもないので後味は微妙…。
中盤「もしやこれはコメディなのか?」と思うような喜劇的方向にシフトし、そのまま同監督の『ゲーム』みたいなオチに持ち込むのかと期待したらのですが、最終的に一線を越えてしまいガッカリ。

男女間の問題を突き詰めた表現で描いているので観る人が観れば嵌るのかもしれませんが、そういう話に疎い私はいまいちピンと来ませんでした。