今夜飛び込んできた内海賢二さんの訃報には本当に驚かされました。
お洒落で格好良くって若々しかったあの内海さんが、まさか病に倒れるとは…。
『北斗の拳』のラオウ役、『魔法使いサリー(1966年版)』のサリーのパパ役、『ドラゴンボール』のシェンロン役、『Dr.スランプ アラレちゃん』の則巻千兵衛役、『新造人間キャシャーン』『キャシャーンSins』のブライキング・ボス役などなど、代表作には一般人ですらピンと来るような国民的なタイトルが多く、近年も『ハガレン』のアーロストロング少佐や『はじめの一歩』の鴨川会長など多くの人気作で印象的な役柄を演じておりました。
アニメのみならず洋画の吹き替えでも活躍し、更に「賢プロダクション」を立ち上げ後任の育成に務めるなど業界の重鎮として活動する一方、いわゆる萌え作品であると同時に夫婦共演作でもある『けんぷファー』のラジオでは中島愛さんと共にパーソナリティーを担当し年の差トークで盛り上がり、水樹奈々さんのライブにも個人的に足を運ぶなど本当に気さくで若々しく、偉大な役者さんでありながら親近感が湧く素敵なお方でした。
同じ声を持った人なんてこの世に居ないのですが、内海さんの代役なんて思いつかないし、もし誰かが今後氏の役を引き継いだとしても、それはもう私たちの知っているキャラクターではないのだと思うと本当に悲しくなります。
本当に、本当に、残念です。
お疲れさまでした。
