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第11回 "私的"勝手に声優アワード。

「誰の為か?」と問われれば「自己満足だ!」と胸を張って答える「"私的"勝手に声優アワード」のの時期が今年もやって参りました。
本物の声優アワードは来週発表ですが、何時ぞや『アナ雪』一本で神田沙也加嬢が主演女優賞に選ばれたので、今回も『この世界の片隅に』ののんさんが選出されそうな気がしております。
(もしくは『君の名は。』の上白石萌音ちゃんとか?)

■主演女優賞■

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国民的アニメから話題作まで出ずっぱりだった高橋李依さんと悩んだのですが、『Re:ゼロ』のレムの演技が素晴らしかった事、個人名義でのアーティスト活動やヤングアニマルの表紙グラビアなど総合的に見て水瀬さんの活躍が目覚ましかったと判断。
ちなみに本家だと前年に主演女優賞に選ばれておりました。

■主演男優賞■

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前期・小林裕介さん

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後期・中村悠一さん

主演男優賞は悩みに悩んだ末、前記と後期に分けてダブル選出。
小林さんはナイーブな声質からアルスラーン』『ブブキ・ブランキ』『この美』など主人公然としたキャラクターが多いので、身勝手で人間臭い『Re:ゼロ』のスバルの演技はとてもインパクトがありました。
 
中村さんに関しては『甘々と稲妻』『WWW.WORKING!!』『ドリフターズ』と全く違うタイプの主人公を演じ分ける芸達者ぶりにただただ脱帽。
特に「妖怪首おいてけ」こと島津豊久は方言や雄叫びなど平野耕太作品らしい型破りなキャラクターで中村さんの新たな一面が見れた気がします。
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日笠さんはラジオやイベントでは完全に芸人扱いされてますが『ベルセルク』のファルネーゼから『WWW.WORKING!!』の村主さゆりまで、イメージの異なるキャラクターを数多く演じ役者さんとして理想的な道を歩んでいると思います。
(この業界イメージが固定されてキャラが偏っちゃう人意外に多いですからね)

そういう意味では茅野さんも『あの花』のめんまでブレイクし、おっとりorクール系お姉さんを経て、『このすば』のダクネスで極まったなと(笑)。
助演女優賞は過去に一度選出したのですが、最近また出演本数が多くなってきたので、そろそろ花澤香菜さんと同じく「殿堂入り」で良いかもしれません。

茅野さんを除外すると『タブー・タトゥー』で久し振りに主演を勤め、『亜人』の泉さんや『グリムガル』のユメ、『テイルズ』のロゼなどで活躍する小松未可子さんが繰り上がり受賞でした。
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津田さんは何といっても一度聴いたら忘れないあの低音ボイスの圧倒的存在感でしょう。
ジョーカー・ゲーム』や『ブブキ・ブランキ』など真面目な役を演じる事も多いのですが、それ以上に『91Days』『タブー・タトゥー』での変態キチ○イや、『オンルティックナイン』のオカマといったキワモノをやると異様に嵌るんですよね。

櫻井孝宏さんもなんか毎年えらい本数出てる気がするのですが、『オルフェンズ』のマッキー、『ジョジョ』の岸辺露伴、『ユーフォニアム』の滝先生、『舟を編む』の馬締、『亜人』の戸崎さん、『 アクティヴレイド』の瀬名と、声を聞かない日が無いってくらい出ずっぱりでした。
来年は茅野さんと一緒に「殿堂入り」で別枠扱いにしないと他の人が選べなくなりそうな予感…(汗)。

■新人女優賞■

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M・A・Oさん

千本木さんは『カバネリ』と『ガーリッシュナンバー』で主演の座を射止めライバルひしめく若手女性声優の中でも頭一つ抜きん出た活躍を見せてくれました。
M・A・Oさんは実写からの転身組ですが『クロムクロ』『デュラララ!!』『鉄血のオルフェンズ』とヒロインからサブキャラまで幅広い作品で声を聞き強く印象に残りました。

この枠は毎年本当に悩まされ、今回も瀬戸麻沙美さん、加隈亜衣さん、諏訪彩花さん、花守ゆみりさん、本渡楓さん、など大混戦でした。

■新人男優賞■

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畠中祐くん

阿座上くんはこのご時世に『クロムクロ』で貴重な2クール物の、しかもロボットアニメの主人公に大抜擢されそれを演じ切った実績で文句なしの新人賞。
畠中くんは外画の吹き替えで2006年にデビューしていたらしいのですが、事務所に所属し本格的に活動を開始したのが最近で、ノイタミナ枠の『甲鉄城のカバネリ』『バッテリー』で二期連続主演というインパクトから例外的に選出。

ちなみに『鉄血のオルフェンズ』『3月のライオン』と話題作2本で主演を務めた河西健吾さんも頭を過ぎったのですが、調べてみると下積み期間が長く新人賞で選ぶことが出来ませんでした…。