最新話を観る度に
「これ放送して良いのか?」
と思わせてくれる『よんでますよ、アザゼルさん。Z』ですが、今回のエピソードは最早「放送事故」レベルと言って問題ないレベルでございました。
今週放送分された後編に当たるアザゼルさんが『ヱヴァ:Q』のシンジくんばりに「何もしないで」とさくまさんに釘を刺された「第10話 THE END OF SON」もオチを含めて十分アウトなのですが、正直前回の「第9話 博物館へようこそ」の気持ち悪いくらい整った作画と詰め込み過ぎな台詞の応酬には及ばなかった気がします。
博物館にジブリキャラのシルエットが見え隠れしたり、変態仮面が可愛く思える変人48面相の歌や精神世界?だったり、べーやん(というか神谷くん)のキレっぷりに華麗なるアザゼルさん(というか小野坂さん)の死にっぷりに加え、真面目を貫くアクタベさんの雄姿や、さくまさんの貞操の危機など、これほどまでにやりたい放題な作品を私は観た事がありません(褒め言葉)。
3~4話で大塚明夫さんに「ティンポイ」連呼させた挙句、元奥さんを愛人役でキャスティングしたりして「怒られるんじゃないか?」と思ったけど、今回の三木(眞一郎)さんもあんな歌を歌わされるのに何故出演を承諾してしまったのか…。
嘘か真か使い魔を演じた金朋女史にボールギャグ付けて演技させたらしいし、ホントどんなアフレコ現場だよ(汗)。
爆笑と共に戦慄が走った事は言うまでもなく、これがあの『ガルバン』と同じ監督作品とは思えないし思いたくありませんね(これも褒め言葉)。
ギャグを封印し、しかも延長戦をやる羽目になって長らく拘束されていた反動でしょうか?。
水島監督は『BLOOD-C』でもやっちまった感ありましたけど、一体何に対して戦いを挑んでいるのか…(苦笑)。
ホント次回の放送が楽しみであり恐ろしい。
『クレヨンしんちゃん』が下品とか言ってる奴等に見せ付けてやりたいですね(やめとけ)。