スタッフ&キャスト
感想
御多分に洩れず放送回数が激減した「日曜洋画劇場」の特別企画で地上波初ON AIRされた自称「北海道の星」こと『水曜どうでしょう』の騙される方担当・大泉洋さんと、今回は英太くんが相棒でも便利屋でもない松田龍平くんがまたしてもサラッと凄い事をする奴を演じている『探偵はBARにいる』を観賞。
作品データと放送時間を計算すると相当の場面がカットされている様ですが、それを差し引いてもなんかイマイチでした(;一_一)
ジャズ主体のBGMとモノローグを多用した構成でハードボイルド風に作られていますが、物語自体は実に凡庸で「コンドウキョウコ」の正体も意外性皆無。
主人公の探偵はヘタレでこそありませんが、あまり優秀とは言えず、終始やられっぱなしで最後もコロッと騙されて何も出来ず仕舞い。
これではカタルシスも何もあったもんじゃない。
ノーカットで観もしないで色々書いてホント申し訳ないのですが、私は「極上のエンターテインメント」とは到底思えませんでした。
原作は未読ですが、こういう作風ならば映画よりもテレビドラマでじっくりやった方が良い気がします。
前評判もそこそこ良かったので勝手に『アフタースクール』みたいな意外な結末を期待してしまったのですがハードル上げ過ぎたかなぁ…。