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『沈黙の鎮魂歌』(2009年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: DRIVEN TO KILL
製作: 2009年 アメリ
時間: 98分 
監督: ジェフ・F・キング
脚本: マーク・ジェームズ
音楽: ピーター・アレン 
出演: スティーヴン・セガール(-)
     ローラ・メネル(-)
     インナ・コロブキナ(-)
    イゴール・ジジキン(-)
     ドミトリー・チェポヴェツキー(-)
     ロバート・ウィスデン(-)
     ザック・サンティアゴ(-)

予告映像

感想

レンタルじゃ絶対借りないけど「午後ロー」でやってたから観る。
 
本国アメリカではビデオスルーなのに日本では律義に劇場公開されるセガールムービー。
説明する必要もないと思うが「沈黙の○○」という邦題でシリーズ感出してるけど全部独立した作品で繋がりとか一切ないからね。
映画ファンの間じゃ「沈黙」と「スティーヴン・セガール」は同義語だから知らなかった人は注意しよう(爆)。
 
さて今回のセガールおじさん。
元マフィアで今は堅気になってしがない物書きやってたら別れた妻から娘が結婚するって電話が来たもんで地元に戻って来たんだけど、なんとその娘の婚約者が昔やりあった敵対組織のボスのせがれで案の定組を継がせようと思っていたお義父さんは快く思わず殺し屋雇って花嫁の殺害を指示した結果、元妻が殺され娘も意識不明にされちゃって不死身のセガールさんが「ふざけんなや!!」と激怒し復讐するってただそれだけの話。
 
格闘シーンで意味不明なデスメタル流したと思ったら、あとはひたすらマシンガンぶっ放して終了。
親玉とのタイマンも負ける気どころか苦戦する気さえゼロな盛り上がらないラストバトルを経て、自分の父親よりも愛を取った見込みのあるフィアンセと目覚めた娘を祝福して理想の父親像No.1(木曜洋画劇場調べ)のティーブン“パパ・ザ”セガールは去っていくと…。
 
セガール作品に関しては他とは別の評価基準、つまり他のセガール主演作と比べてどうかって事になるのですが近年の有象無象の珍作に比べてばかなりマシなタイトルだったと思います。
大塚(バトー)明夫さんと田中(草薙素子)敦子さんが吹き替え担当していて耳がとても幸せでした。