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『ゲットバック』(2012年) -★☆☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Stolen
時間: 95分
製作: 2012年 アメリ
脚本 デビッド・グッゲンハイム
出演 ニコラス・ケイジ(ウィル・モンゴメリー
    ジョシュ・ルーカス(ビンセント)
    マリン・アッカーマン(ライリー)
    M・C・ゲイニー
    サミ・ゲイル(アリソン)
    マーク・バレー

あらすじ

銀行強盗の罪で服役していたウィルは、出所した足で娘アリソンに会いにいくが、父親が許せないアリソンはウィルの前から立ち去ってしまう。しかし、その直後、ウィルの電話に「娘を誘拐した」という脅迫が入り、ウィルが8年前の犯行時に失った10億円を引き渡すよう要求してくる。ウィルは犯人を追いながら身代金のために再び銀行強盗を計画し、仲間の裏切りや警察の追跡にあいながらも、娘を救うため奔走するが…。

予告映像

感想

ヴァンダム、セガール、スタローンの御三家?に替わって午後ロー男優No.1に躍り出たニコラス・ケイジが『コン・エアー』のサイモン・ウェスト監督と久し振りにタッグを組んだゲットバック』を観賞。

物語は仲間に逆怨みされた凄腕のドロボウが愛娘を人質にとられ大金を要求され奔走するというお話で、丁寧とは言い難い展開に何の捻りのない結末とハッキリ言って目新しさは皆無。

そもそも義足+指のないジャンキーが警察にノーマークとかどう考えたって可笑しいし、銭形のとっつぁんみたいな警部も有能なんだか無能なんだかサッパリ分からない。
主人公にしたって頭がキレるという割に「出たとこ勝負」の連続で、「人殺しはしない」という誓いも呆気なく破ってしまい「オイオイ」って感じ。

ラストは怒りの「しまっちゃうおじさん」で、あれだけやって悪いのは全部「しまわれたおじさん」という謎理論で無罪放免とかご都合主義にもほどがある。
あんな目に遭ったのに娘はパパに文句の一つも言わず、何故か母親ではなく泥棒仲間の女性と一緒にBBQに出掛けるなど最後まで意味不明でした。