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『最高の人生の見つけ方』(2007年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: THE BUCKET LIST
製作: 2007年 アメリ
時間: 97分
監督: ロブ・ライナー 
脚本: ジャスティン・ザッカム 
音楽: マーク・シェイマン 
出演: ジャック・ニコルソンエドワード・コール)
    モーガン・フリーマン(カーター・チェンバーズ)
    ショーン・ヘイズ(トマス)
    ビヴァリー・トッド(バージニア
    ロブ・モロー(ホリンズ医師)

あらすじ

仕事に人生をささげた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)。
正反対の人生を歩んできた2人は入院先の病室で知り合い、共に医者から余命6ヵ月と宣告されてしまう。
自然と残された時間をどう過ごすかという話になった彼等は悔いの無いよう「やりたいことをすべてやり尽くそう」と決意し、病院を抜け出し人生を締め括る為の最後の旅に出るのだった…。

予告映像

感想

午後のロードショー」のモーガン・フリーマン祭りが「金曜ロードSHOW!」でまさかの延長戦!!。
という訳で話題のヒューマンドラマ『最高の人生の見つけ方』を観ました。
 
私の中だとラブストーリーと同じくらい縁の無いジャンルなんですが評判通りイイハナシダッター。
(というかそう思える事が前提の物語だから当然なんだけどね(苦笑))
 
方や家庭を第一に考え信仰心が熱い生真面目な男、方や娘との関係すらギクシャクしている無神論者。
普通ならば犬猿の仲になりそうな2人が互いの足りない部分を補い合うかの様に惹かれ合い、人生の最後に輝く姿はお決まりなんだけど感動的。
 
ツッコミ所も多いのですがこれはリアリティとは無縁な一種の「おとぎ話」なので野暮な事は言わないでおきたい。
ただし世界中を旅するシーンが見るからに合成だったのは残念ですね。
ピラミッドのてっぺんとか、アフリカのサバンナとか、タージマハールの全景とか、エベレストの頂上から見た景色とか、本当に素晴らしい風景がモロ作り物というのは頂けません。
 
けどまぁ生き方も価値観も正反対な男達の奇妙な旅を名優ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマンが自然体で演じていてこれだけで観る価値あるんじゃないかな?。
酸いも甘いも噛み分けたこの2人だからこそ不思議な説得力と穏やかな雰囲気が流れていました。
 
ちなみに本作のMVPは誰が何と言おうと私はあの秘書だと思ってます。
ホント有能過ぎでしょ?(笑)。