旧いまここにあるもの

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夏だし『妖怪大戦争』でも観ようか。

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深夜にやっていたのを家の優秀なHDDレコーダーが録画しておいてくれたんだ。
アイドル映画からVシネ・グロ・時代劇・アニメの実写化、何でもござれの三池崇史監督が撮った奴。
 
妖怪云々というか裏でマギー慎司が「ラッキー」的に動かしてるとしか思えないぬいぐるみみたいなのに導かれて若き日の神木隆之介くん(今でも十分若いけど)演じる虐められっ子の小学生が、眉毛が無いトヨエツとキルビル栗山千明の野望を善良な妖怪達と一緒に叩き潰すって映画。
 
なんかもうすっごいお子様向けで観ていて非常に恥ずかしい。
無茶苦茶な展開と、見え見えの合成と、直視するには辛過ぎる演技のようなものを淡々と映されてもねぇ…。
例えるなら凝り過ぎてしまい笑い所が掴めないコント番組観てる感じ。(芸人ばっかだし)
個性派俳優なんかも自重しない感じで好き勝手妖怪やっていて更に作家大先生たちもカメオ出演していてウケル。
全体的にオーバー気味の演技してるのに、その中でトヨエツだけ歪みなくいつものトヨエツで浮きまくってましたよ。 
真面目なんだが、ふざけてんだが解らんストーリーもどうにかならんのか?。
 
あと肝心の妖怪だけど『学校の怪談』みたいなお化け屋敷的な怖さより、キャッチーな方の『げげげの鬼太郎』的な騒がしさを目指したと思うんだけど、性格がキャッチーな割にメイクがやたらと生々しくて普通に気持ち悪い。
ヒロインの生足・太股をやたらつ艶っぽく性的にエロく映したりして誰に向けて作っているのかサッパリ解らん。
子供と一緒に観に来たお父さん方へのサービスか?。
 
宇宙戦争』とかもだけど例によって戦争というほどの戦いが描かれないのもお約束。
さくや妖怪伝』の方が戦ってる感は強いね。
というか『さくや妖怪伝』観たくなった。
実はDVD持ってるのよね。
今度観直そう…。