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『SHIROBAKO』 第14話 「仁義なきオーディション会議!」

 
人気作『第三飛行少女隊』のアニメ化に向け動き出したムサニを描く『SHIROBAKO』第2クール。
石田耀子さんに続いて奥井雅美さんをOPアーティストに起用するあたり制作者のアニメ愛を感じます。
 
今回はサブタイトル通り主演声優のオーディションの話だった訳ですが、どの作品を観ても同じキャスティングとテンプレ演技ばかりな昨今のアニメ業界への痛烈な批判が炸裂しており私は思わず「よく言った!!」と拍手しそうになりました。
演技力やキャラクターのイメージなど完全無視で、やれ「顔が良くないとダメだ」とか「CDデビューさせるから歌唱力が必要だ」とか「新人ではなく人気がある声優を選べ」など言いたい放題で実際の会議もこんなもんなんだろうなと容易に想像できます。
 
上記の話をしているスポンサー陣が飛田さん・真殿さん・子安さんというのも可笑しくて、「おっぱい関係ないでしょ」「少しはあるでしょ!!」のやり取りや、「還暦で17歳役ってどうなのよ」と17歳教のお姉ちゃんと『ガル○レ』をDisるようなセリフに大爆笑。
最終的に稲浪音響監督が「政治的なキャスティングはすぐバレる」と苦言を呈するのですが、現実はバレてもやり続けてるんですよね…。
確かにアニメ制作はボランティアじゃないしスポンサーの保険に人気声優を使いたいという気持ちも解らんでもないのですが、それが露骨すぎてはかえって反感を買うという事にいい加減気付くべきでしょう。
 
大紛糾したオーディションを尻目に「ディーゼルさん」こと、りーちゃんがムサニに正式招集されるなどかつての仲間たちが1人また1人と集結しつつあります。
みーちゃんは会社を移って飛行機のCGをやるみたいだし、この分だとずかちゃんも一発逆転採用されそうですね。
 
それにしても移籍してきたメガネが紹介した「スタジオ タイタニック」って名前からしてヤバイだろ(汗)。
チャラい編集者もアニメ化の話を原作者に通してないっぽいしフラグが乱立し過ぎて今後の展開が怖いよぉ…。