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2012年春新番あれこれ・『氷菓』

『氷菓』

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未来日記』の所為かは分かりませんがズレにズレてようやく京都アニメーション最新作『氷菓』が始まりました。
あと1週遅かったら5月スタートでしたよ…(汗)。
 
アニメ誌などを買わなくなってからというもの作品情報に疎くなってしまい正直どういう物語かサッパリ分からなかったのですが一話を観た印象としては「青春+推理物」って感じですかね?。
ノローグ多めの無気力系主人公にキョンを重ね。好奇心旺盛な天然系ヒロインは物腰柔らかなハルヒと見る。
学園にまつわる不思議なエピソードを調べるという活動内容など系統的に『涼宮ハルヒの憂鬱』と近しい物を感じます。
 
派手な事が起こらない作風とは似つかわしくない程に作り込まれた映像は流石としか言いようが無く、
空気を感じさせる緻密な背景美術。細かな仕草まで描かれたキャラクターの演技。実写を彷彿とさせる凝ったカメラワーク。
久しぶりに「京アニクオリティ」を実感しました。
 
主人公のイケメンが中村悠一くんでその悪友が安定の阪口大助さんとメンズ2人は完全に『CLANNAD』コンビ。
ヒロインの千反田さんも『けいおん!』の律ちゃんでお馴染の佐藤聡美さんが配されるなど新人を積極的に起用する京アニにしては意外過ぎるキャスティング。
スタッフに関しては同社との仕事が多い「フルメタル・パニック!シリーズ」の賀東招二さんがシリーズ構成にクレジットされ、アニメ音楽界の大御所・田中公平さんが参加するなど中々面白い。
 
一話の時点ではメインの登場人物が3人しか居らず絵的にも他の作品に比べ聊か寂しいのですが、アニメとしての作りが確りしているのでテンポ良く観れました。
目をキラッキラさせながら「わたし知りたいです!!」と迫る千反田さんが可愛過ぎるっ!!。