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『マイティ・ソー』(2011) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: THOR
製作: 2011年 アメリ
時間: 115分
監督: ケネス・ブラナー 
脚本: アシュリー・エドワード・ミラー 、ザック・ステンツ 、ドン・ペイン
音楽: パトリック・ドイル 
出演: クリス・ヘムズワース(ソー)
    ナタリー・ポートマン(ジェーン・フォスター)
    トム・ヒドルストン(ロキ)
    ステラン・スカルスガルド(エリック・セルヴィグ教授)
    コルム・フィオール(ラウフェイ)
    レイ・スティーヴンソン(ヴォルスタッグ)
    イドリス・エルバヘイムダル
    カット・デニングス(ダーシー)
    浅野忠信(ホーガン)
    ジェイミー・アレクサンダー(シフ)
    ジョシュア・ダラス(ファンドラル)
    クラーク・グレッグ(コールソン捜査官)
    レネ・ルッソ(フリッガ)
    アンソニー・ホプキンスオーディン

あらすじ

神の世界アスガルドで最強の戦士と言われた時期王位継承者のソー。
だが横暴で傲慢な性格が災いし父オーディンの手によって力を取り上げられ地球へ追放されてしまう。
右も左も解らず人として生きる事を強いられたソーは天文物理学者のジェーンやその仲間たちと出会い次第に成長していく。
一方アスガルドでは自らの出生の秘密を知ったソーの弟ロキが休戦中の敵国ヨトゥンヘイムと結託し、父オーディンを亡き者にしようと画策していた…。

予告映像

感想

自分勝手で傍若無人な放蕩息子が親父の逆鱗に触れ地球で『ウルルン滞在記』して心を入れ替え義兄弟とガチ喧嘩する映画。
1時間54分もあるのに内容は本当にそれだけ。
山も谷もなく絵に描いた様なお約束の展開をなぞり、最後に「『アベンジャーズ』へつづく」的な感じで終了。
 
作風の割にアクションとかそんな多くないんだけどサクサクしていて観易いですね。
コミカルなシーンとかもバランス良く配されているんで特に退屈はしません。
高等な作品じゃないんで鑑賞後に何かを得るとかは無いんですが、観ている間だけはキッチリ楽しませる作りをしているんで損はしない。
変に小難しくせず単純明快にしたのは潔い判断だったと思う。
一応3D映画だしアトラクションとして観るのが正しいでしょうね。
 
まぁガチムチ好きな人はソーの肉体美だけで元が取れるんじゃないかな?。
キャラクター的にもTVシリーズジャイアンが映画版のジャイアンみたいになっていくんで憎み切れない感じが良いです。

あとこんな作品にも出るのが意外だったアンソニー・ホプキンスの存在感がやっぱ凄かったり、ナタリーポートマンが可愛かったりと演者的な見所は多い。
ちなみに日本版ポスターだとゴリ押しされて準主役っぽいけど『バトルシップ』と違い浅野忠信は完全に脇役なんで期待しない方が良いでしょう。
それと『アベンジャーズ』繋がりでジェレミー・レナーカメオ出演してるんだけどキャラクター的に何も仕事してなくて笑いました。
しかし彼が演じるホークアイだけメインの映画が作られないのは何故?。