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『心霊写真』(2004年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: Shutter
製作: 2004年 タイ
時間: 97分
監督: パークプム・ウォンプム、バンジョン・ピサンタナクーン
脚本: パークプム・ウォンプム、バンジョン・ピサンタナクーン、ソーポップ・サクダービシット
音楽: チャーチャイ・ポンプラパーパン
出演: アナンダ・エヴァリンハム(Tun)
    ナッターウィーラヌット・トーンミー(Jane)
    アチタ・シカマナ(Natre)
    アノップ・チャンパイブーン(Tonn)
    ティティカーン・トーンプラスート(Jim)
    シワゴーン・ムッタマラ(Meng) 
 

あらすじ

カメラマンのタン(アナンダ・エヴァリンハム)は恋人のジェーン(ナッターウィーラヌット・トーンミー)とともに、大学時代の友人の結婚式に主席する。
その帰りに突然道に飛び出して来た女性(アチタ・シカマーナー)を車ではねてしまう。
その場から逃げ出してしまった2人の周囲で、その後次々と奇妙な事件が起こり始める…。

予告映像

感想

掘り出し物からZ級映画まで色々飛び出す「午後ロー」で放送されたタイで年間興行収入ナンバーワンを記録したホラー映画『心霊写真』を観る。
 
物語は夜道で女性を撥ね、そのまま逃走したカップルの周りで不可解な現象が起こり始めるという、まぁよくあるお話。
馴染みの薄いタイ映画ですが、この作品はJホラーの影響を色濃く受けており画面構成などがとても日本的で親近感が湧きます。
 
呪いの発端が轢き逃げされた女性と思わせておいて実は…という捻りの効いた展開がなかなか面白いのですが、内容自体は夏になると放送される怪談ドラマと同程度で目新しさは皆無。
(まぁずいぶん前の映画だし仕方ない)
 
ただ「呪い」で無関係な人間が次々と死んでいく理不尽な作品と違い、被害者が呪われるべくして呪われるので変なモヤモヤ感がなくスッキリ終わるのは良かったです。
(これはある種の復讐映画かも?)