旧いまここにあるもの

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『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』

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コミケ疲れで眠いがやってたから観る。
 
戦隊物よろしく歴代悪役総登場させた時点でネタ切れというのがバレバレな踊るシリーズ劇場版第三弾。
いかりやさんは言うに及ばず、筧利夫さんや水野美紀さんが降板してまで続ける必要あるのかね?。
代わりにチビノリダー小栗旬くんを入れても余計に迷走しただけで見苦しかった。
 
というか最近の踊るって失業者とか派遣社員とか現行社会の被害者とも言える人々を悪役に仕立て上げるから嫌。
オタクとかのマニアな人間の描き方も悪意に満ち満ちており、特に「最近の若者は…」みたいな描写は観ていてイライラする。
組織の下っ端と上に立つエリートの調和がテーマだったのに、こういう弱いもの苛めみたいな差別的脚本にどうしてするのさ?。
「人命は地球より重い」とか時代錯誤なセリフまで飛び出してホントどっ散らけだよ。
 
開く訳ないのに防護壁ガンガン叩く青島の姿も別に感動なんてしない。
あんなの自分に酔ってるだけでしょ?。
それで
「俺に部下はいない、いるのは仲間だけだ!!」
とか修造もビックリの熱血発言だもん。
 
ツッコミどころが多いのもそうだが、何をしたいのかサッパリ解らなかった。
どうせなら湾岸所も木端微塵に破壊すれば良かったのに実に中途半端。
 
TVシリーズは良かったと思うが一発目の映画以降は完全に蛇足。
次で完結させるとか言ってるけど『海猿』の一件があるから誰も信じないよ…。