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『エクスペンダブルズ』(2010年) -★★☆☆☆-

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スタッフ&キャスト

原題: THE EXPENDABLES
製作: 2010年 アメリ
時間: 103分
監督: シルヴェスター・スタローン 
脚本: シルヴェスター・スタローン 、デヴィッド・キャラハム
音楽: ブライアン・タイラー   
出演: シルヴェスター・スタローン(バーニー・ロス)
    ジェイソン・ステイサム(リー・クリスマス)
    ジェット・リー(イン・ヤン)
    ミッキー・ローク(ツール)
    ドルフ・ラングレン(ガンナー・ヤンセン
    エリック・ロバーツジェームズ・モンロー
    ランディ・クートゥア(トール・ロード)
    スティーヴ・オースティン[プロレスラー](ダン・ペイン)
    デヴィッド・ザヤス(ガルザ将軍)
    ジゼル・イティエ(サンドラ)
    カリスマ・カーペンター(レイス)
    ゲイリー・ダニエルズ(ザ・ブリット)
    テリー・クルーズ(ヘイル・シーザー)
    ブルース・ウィリス(チャーチ)
    アーノルド・シュワルツェネッガー(トレンチ)

あらすじ

傭兵軍団のリーダーとして精鋭たちを束ねるバーニー(シルヴェスター・スタローン)は、ナイフの達人リー(ジェイソン・ステイサム)や、マーシャルアーツの天才ヤン(ジェット・リー)らと共に危険な任務をこなす日々を送っていた。
そんな中バーニーの下に謎の人物チャーチ(ブルース・ウィリス)から舞い込んだ新たな依頼。
それは南アメリカの小国・ヴィレーナを牛耳る独裁者、ガルザ将軍を排除せよというものだった…。

予告映像

感想

うん。
多くの人が想像する通り頭の中まで筋肉な映画だったよww。
 
いゃホントそれしか言えませんて(汗)。
だってストーリーも何も、誰がどう見たって負ける分けが無い奴等が敵地に乗り込んで手当たり次第にぶっ壊すだけですもん。
良く言えば80年代の馬鹿一直線のハリウッド映画再来って感じで懐かしさに浸れますが、内容だけなら「午後のロードショー」で流れているC級映画とどっこいどっこい。
正直これだけの面子集めてコレかよ!!という気持ちの方が強いです。
 
そりゃマジ当ての取っ組み合いとかは最近のなんちゃってアクションに比べれば重量感は抜群だし、スマートさの欠片も無い汗だく泥塗れになって奮闘するオッサンの姿なんかは涙が出る程に熱い。
けど、それが=作品の評価に繋がるかと言われれば別問題でございます。
 
目玉である豪華出演陣もポスターでは全員が活躍するみたいになってますが、実際にスタローンと拮抗するだけの見せ場があったのはジェイソン・ステイサムジェット・リーだけ。
他はまぁカメオor友情出演程度と考えた方が妥当でしょう。
 
R15指定食らった割にデンジャラスシーンも控え目で、『プレデターズ』でエイドリアン・ブロディがぶら下げていたゲテモノショットガン「AA12」なんかも登場するのに思いの外あっさりテイスト。
個人的には『ランボー 最後の戦場』以上の物を期待したラストの銃撃戦も酷く凡庸でガッカリです。
 
この映画の見所はスタローンに惚れた男の弱みでナイナイの岡村さんよろしく「動けるチビ」扱いを受けるジェット・リーだったり、「スタローン×シュワちゃん×ブルース・ウィリス」が1カットに収まると言った、他では観れないレアなカットだけ。
その点に関しては一見の価値があると断言します。
 
まぁこの作品を一言で表すと
「スタローンと愉快な仲間たちが趣味で作った映画」
て感じですね。