旧いまここにあるもの

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金曜ドラマ 「SPEC(スペック) ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」 庚の回 覚吾知真

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話数を跨いで余韻を残す海野先生。
最後に財布の中身を全額寄付するとかホント泣ける。
子供たちからの感謝の言葉が記された扇子を手にした当麻の胸に去来した物とは?。
「今回も初っ端から真面目モードだなぁ~」
とか思っていたら次の瞬間「革命」を何故か「かわめい」とマジ顔で言ってのけた当麻の不意打ちにしてやられました(笑)。
 
今回のゲストキャラクター・サトリの通り名が「新宿のシンデレラ」だからって、本当に新宿の街角でロケしているのには驚きました。
大通りを闊歩いる瀬文といい撮影するの大変だろうなぁ…。
 
ちょ!!。津田撃たれてまさかの途中退場。
しかしその直後に謎の部屋で将棋を打っていたのは、声といい。シルエットといい。愛用のタバコといい。どう見ても津田。
現場の死体もなくなっていたしどういう事?。
しかも捜査の打ち切りを命じた馬場管理官の対応も怪しかったし、この2人もしやグルか?。
 
今回のSPECは人の心を読み取る能力。
接敵すれば思考を読まれ逃げられる。
ではどうやって捕まえるのか?。
その駆け引きが今回の見所だった訳ですが、当麻の頭脳プレーに比べ瀬文はやいのやいの文句言うだけで全く役に立っていませんでしたね。
なんというかここ最近2人のパワーバランスが完全に崩れてしまった様な…。
最初は「変な女と堅物の男」だったのに、今や「変人だが優秀な女と口煩いだけの木偶の坊」って感じです(苦笑)。
 
前回の海野先生に続いて能力者の苦悩を吐露する冷泉。
「結末が見えるから恋愛は出来ない。博打もつまらない。未来を知る事は恐怖ですよ」
というのはある意味真理ですね。
人より優れているが故に、人並の自由を求める冷泉の願いを聞き入れ彼を逃がす事を決意した瀬文。
引き換えに「病を治癒する能力者」「一十一(にのまえじゅういち)」の居場所を告げた冷泉が去り際に言った、
「あなた達には輝く未来が見える」
という言葉が、能力を使って見た未来の事なのか、それとも1人の人間としての希望だったのか。
そう考えると実に印象的な台詞でした。
 
これにてレモンの噛り付きも見納めだと思うと寂しい限りです。
 「らみぱす。らみぱす。るるるるる~」
 
冷泉の予言で一(にのまえ)の自宅へと辿り着く当麻。
母親に呼ばれる一(にのまえ)は前回の話数でもそうでしたがまるで別人じゃないかっ!!。
再び相まみえた2人の驚愕の表情で今回の話数は終了。
 次回は遂に直接対決でしょうか?。
う~ん楽しみだ。