発売から1週間が経った物の隙あらば『破』のBlu-rayを再生しているotaku4160でございます。
さて今回、劇場では速過ぎて確認出来なかった予告映像の英文を翻訳サイトを使い頑張って意訳して、予告映像と合わせて『Q』の展開を色々と妄想してみました。
如何せん意訳なので間違いも多々あるとは思いますが、其処は多目に見てやってください。
予告
ナレーション
「レイとシンジを取り込んだまま 凍結されるエヴァ初号機」
Mark.6の放った槍によって地表に磔になった初号機。
KEEP OUT
――――――――――――――――――――――
EVA-01 RESTRICTED AREA
NO ENTRY BEYOND THIS POINT
*日本語訳*
立ち入り禁止
エヴァ初号機凍結区域 ここから先の進入を禁ず
やはり初号機はレイとシンジを取り込んだまま機能停止している様子。
TV版だと取り込まれたシンジをサルベージしますが新劇場版では果たして?。
―――――――――――――――――――――――ナレーション
「廃棄される要塞都市」
『破』のクライマックスで覚醒した初号機の翼によって盛り上がった大地と廃墟となった第3新東京市。
KEEP OUT
―――――――――――――――――――――
TOKYO-Ⅲ
NEAR THIRD IMPACT
GROUND ZERO
*日本語訳*
立ち入り禁止
第三新東京市、サードインパクト爆心地
―――――――――――――――――――――――ナレーション
「幽閉されるネルフ関係者」
空母に着艦するティルトローター機。
KEEP OUT
――――――――――――――――――――――
NEAR THIRD IMPACT EYEWITNESS
DEBRIEFING IN PROGRESS
NO ENTRY WITHOUT AUTHORITY
*日本語訳*
立ち入り禁止
サードインパクト目撃者から事情聴取中、関係者以外の進入を禁ず
察するにその事でネルフという組織自体が縮小。もしくは解体され、
代わってサードインパクトから世界を救ったMark.6。ひいてはそれを運用するゼーレがその座に収まると考えれば、ゲンドウの思惑を潰し同時に大手を振って「人類補完計画」を推し進める事が出来ゼーレにとって理に叶っている様に感じる。
旧劇場版では「ネルフがサードインパクトを起こそうとしている」という嘘の情報によって戦略自衛隊を動かしネルフ本部の直接占拠という荒技に出たゼーレですが、今回はもう少し上手く立ちまわりゲンドウの計画を阻止するつもりなのかも知れません。
――――――――――――――――――――――
ナレーション
「ドグマへと投下されるエヴァ6号機」
メインシャフトをゆっくりと降下するMark.6
KEEP OUT
―――――――――――――――――――――
LILITH PRESERVATION SITE
ACCESS STRICTLY RESTRICTED
*日本語訳*
立ち入り禁止
リリス保存区域 最高機密につき何人の立ち入りも禁ず
メインシャフトと思われる縦坑を降下するMark.6。
―――――――――――――――――――――――ナレーション
謎の空間に浮かぶ新たなエヴァ。
覚醒した初号機と似た光の輪を背負っている。
KEEP OUT
―――――――――――――――――――――
EVA-08 CONSTRUCTION AREA
NO UNAUTHORIZED ENTRY ALLOWED
*日本語訳*
立ち入り禁止
エヴァ8号機建造区域 非権限者の侵入は許可されていない
8号機は見たまんま映像の機体なのだろうが、8号機と共に胎動するパイロットとは一体?。
言葉通り受け取れば新キャラなのだが、マリですら謎のままなのにそれは無い気がする。
個人的には使徒に浸食されたアスカを実験台として乗せているとかだったら面白い。
其処から奇跡の復活=生まれ変わるみたいな意味で胎動とかね。
ここで何気に7号機が飛ばされてるんだけど、やっぱマリ専用機とかあるのかな?。
「他人の匂いのするエヴァも悪くない」
「やっぱ匂いが違うからかな」
等々、まるで自分もエヴァを持っている様な口ぶりだったし…。
―――――――――――――――――――――――ナレーション
「ついに集う 運命を仕組まれた子どもたち」
ずぶ濡れのカヲル
魔法陣の様な文様が刻まれた部屋に伸びる4人の影。
KEEP OUT
―――――――――――――――――――――
SEELE CHILDREN´S ASSEMBLY IN SESSION
DO NOT ENTER
*日本語訳*
立ち入り禁止
ゼーレのチルドレン会合中 入室を禁ず
謎の空間に佇むカヲル。
何故濡れているのか?。
胎動していたのはカヲル?。
だが『破』で彼は既に存在していた。
「ついに集う 運命を仕組まれた子どもたち」
とは言葉通りであればパイロットが一同に会するという事になる。
カヲルが出迎えた影が4人。
シンジ・レイ・アスカ・マリで数は合っている。
だがシンジとレイは初号機の中。アスカは病室なので誰かの精神世界だろうか?。
地面に刻まれた謎の文様と共にゼーレのチルドレンという一節も気になる。
―――――――――――――――――――――――ナレーション
「果たして 生きることを望む人々の物語は どこへと続くのか?」
何かを引っ張っり顔を歪めるミサト
逆光の中、誰かに銃口を向け叫ぶ加持
山の頂上?に佇む民族衣装に身を包んだゲンドウと冬月(とロバ?)。
メガネを外しこちらを睨むマリ
KEEP OUT
―――――――――――――――――――――
PRIVATE CONFERENCE BETWEEN
MARI MAKINAMI ILLUSTRIOUS & ××××××
DO NOT ENTER
*日本語訳*
立ち入り禁止
真希波・マリ・イラストリアスと××××××が極秘会議中につき入室を禁ず
顔を歪めるミサト。
必死に何かを叫ぶ加持。
何かを見つめるゲンドウと冬月。
これは全くの謎。
特にゲンドウと冬月は何処にいる?。
と言うか後ろのロバ?が妙に存在感があって笑ってしまう。
レイが旧世紀版ではお馴染のチビ波と一緒なのも意味深。
3人というのは旧世紀版でのレイの数。
もしループ世界だとすれば彼女達は…なんて想像も膨らむ。
そして次のカットがマリ。
そして英文ではマリと誰かが一対一で話し合う事を示唆している。
映像だけを見れば相手はレイなのだが、これがアスカでもカヲルでもシンジでも何の問題もなさそう。
というかマリはそもそも何処に所属しているのだろうか?。
大人を利用していると発言する一方、日本に入国した時は英語で誰かの指示を受けている様だった。
ゼーレと繋がっていると言うよりは、加持の組織に所属していると私は考えている。
第10の使徒襲来時にも加持が手引きしたと考えれば2号機に乗れた事も辻褄があう。
(よくよく考えれば誰にも気づかれずによくもまぁ出撃出来たな思うのだが…ww)
―――――――――――――――――――――――ナレーション
「次回 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」
空になった隔離室のベット。
青空の下、眼帯姿のアスカが立ち上がり。
着用しているプラグスーツはカヲルやマリが着ている最新型にも見える。
次回
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:
Q
Quickening
*日本語訳*
胎動
ナレーション
「さぁて この次も サービス サービスゥ」
―――――――――――――――――――――――
隔離されていたアスカが眼帯姿で復活。
使徒による精神汚染が懸念されるが、彼女はあのままのアスカなのだろうか?。
プラグスーツがカヲルやマリが着用している新型になっている所を見るに、ゼーレやマリ側に付いている?なんて展開も想像してしまう。
そして驚愕のサブタイトル「Q」
胎動というのは8号機の件でも出て来た言葉。
文字通り『破』で破壊され尽くした『エヴァ』という物語が『Q』で誰も知らない新たな『ヱヴァ』に生まれ変わるのであればこの言葉はピッタリだと思う。
旧世紀版では物語が重くなるにつれて使われなくなった「サービス サービスゥ」という決め台詞が今回も使われていた事は、スタッフからファンへのある種のメッセージだと私は考えている。
この言葉があるという事は、すなわちそういった内容にはならないorしないという戒めみたいな物ではないだろうか?。
散々語って来たが『Q』がこの予告通りになるという確証は無い。
旧世紀版のエヴァも新劇場版のヱヴァも観客の反応がダイレクトに制作現場に影響を与えていく希有な作品だからだ。
(現に『序』の予告も映像部分はかなりリテイクされていた)
『新劇場版』では『序』での好意的な期待感が庵野さんに『破』の脚本をより面白い物に書き直す切っ掛けを与えた。
「褒めれば伸びる」ではないが、ネガティブな所からはやはりネガティブな物しか生まれないと思う。
(勿論、ネガティブ=駄作という意味ではないし、私は『旧世紀版』のラストも好きだ)
幸い今回の『破』も多くの人々に好意的に受け止められた。
これが『Q』そしてその後に待ち受ける『?』への庵野さんの創作意欲に繋がっている事はまず間違いない。
長文の割に身の無い内容で申し訳ない。
自分なりの意見や考察があったら、どんどんコメントして頂けると有難いです。
やっぱりエヴァって1人で考えるよりも、みんなで語り合う方が楽しいですからね(笑)。