ちなみに帯を外すと表紙はこんな感じ↓
復活したアスカ&弐号機による戦時への逆襲と実戦投入されるエヴァ量産機との戦いが始まる。
一方シンジはゲンドウの口からその本心を聞き、ミサトからは「人類補完計画」の全容が明かされる…。
物語は11巻に引き続き
『旧劇場版』と同じ筋立てで展開。
しかし細かな所で多数の相違点があります。
一番の違いは戦自の部隊に発見されたシンジを救ったのがゲンドウであるという点でしょう。
アダムを取り込んだ事によってカヲルくんばりにA.T.フィールドを使えるので殆ど無敵状態(笑)。
しかしシンジを心配して助けに来たのかと思えば「私はおまえを愛しいと感じた事はない」と言い放ち、ユイの愛情を一身に受けていた事が妬ましかったなんてカミングアウトまでしちゃいます。
息子に嫉妬って『旧劇』よりもユイにぞっこんじゃないですかっ!!(苦笑)。
そんなゲンドウが傷心の息子を捕まえて「私と共に復讐者となれ」とか洗脳?していたらミサトさん登場。
以降はゲンドウと別れ人類誕生の真実を語りつつ2人で初号機ケージへと向かう懐かしの展開。
まぁこの辺りの設定は正史でも幾度となく変更されているので、あんましハッキリした事は言えないのですが…(苦笑)。
その後、ミサトの犠牲によって初号機のケージへと辿り着くシンジ。
『旧劇場版』であれば弐号機が量産機に鳥葬された後に初号機が項垂れるシンジに手を差し伸べる形で動き出したのですが、貞本エヴァでは
『新劇場版』の様にシンジが自ら「アスカを助ける」という意思を示しそれに答える形でエヴァが起動します。
現時点で弐号機はまだ活動限界を迎えておらず量産機との激戦が続いているので、弐号機(アスカ)が健在のまま初号機と合流するという展開になるかもしれません。
(それでもミサトさんは助からんかった…orz)。
13巻以降に
『旧劇場版』とは違う希望ある展開を期待しつつ、発売がまた2~3年後にならない事を心の底から祈っております(苦笑)。