『MGS4』一週目クリア

あらすじ

「戦争は変わった」
ビッグ・シェルでの事件以来、世界では軍事介入が緩和され軍事請負企業"PMC"の台頭が始まる。
兵士の体内にナノマシンを注入し管理する事で戦場は安全かつ確実に運営され、忌むべき戦争は世界経済を支えるビジネスと化していた。

伝説の傭兵ソリッド・スネーク(オールド・スネーク)は兄弟にして宿敵リキッド・スネーク(リキッド・オセロット)がアメリカ軍の兵力に匹敵するまでに膨れ上がったPMCを利用し武装決起を画策しているとの情報を得る。
だがPMCはナノマシンのセキュリティによって完全管理されており、決起はシステム上在り得ない事だった。
真偽を確かめる為スネークは単身リキッドの潜伏する中東の戦場に潜入を開始する…。

感想

これは最早ゲームではなく映像作品です、なので思わずあらすじから書いてしまいました(笑)。
ソリッド・スネーク最後の物語である今作。
やり終わって一言スネークに「お疲れ様」と言いたくなりました。

ストーリーは今までのシリーズ同様に骨太。
戦争がビジネスとなり戦場が完全に管理されている世界。
ビックボスの細胞から造られたスネークは一気に老化が進みこれが最後のミッションだと覚悟し、リキッドは自らの理想を成就させる為に決起を目論む。
全体的に終末的な空気が流れ重く今までの様に合間に笑えるシーンが少ないのも寂しい。
登場人物も歳を取って、メインキャラはオッサンやお爺さんばかりで御世辞にも華やかとは言えない。
だがシリーズファンとしては今までのシリーズを彷彿とさせるシーンや、全ての謎に答えを出したラストの感動は一入。
逆に一見さんには中々どうして取っつき難いと思う、良くも悪くもコアユーザー向けの作品である事は間違いない。

『MGS2』もそうでしたがやはりストーリー性を重視するとムービー時間が異様に長くなりプレイ時間の大半を占めてしまい、ゲームをしたと言うよりも映像作品の間にミニゲームをやったって感じです(ムービーすっ飛ばして最短距離を進めば２時間位で終わりそう)。
ステージ数も今までのシリーズに比べるとかなり少ないと感じた。
埋め込まれたギミックは多いのですが、もうちょっと欲しかったかな～。
まぁ、ゲームしたければ『メタルギアオンライン』をプレイすれば良いのですがね(笑)。

１周目は物語を楽しんだので、２週目はゲーム面を楽しもうと思います。
ドレビンショップに無限バンダナとステルス迷彩も登場したし火縄銃も買ってない。『アサシンクリード』のアルタイルの衣装も見付けて無いので、これからドンドンやりこもうと思います。
あと『メタルギアオンライン』にも参戦しなくちゃ。