サブミッションを消化しても次のメインストーリーが開放されず行き詰まってしまったので禁断のネット検索で情報を得てようやく『MGSⅤ:TPP』をクリアした私です。
一部で批判されていますが、確かにこれは拍子抜けなオチで面食らう…(;一_一)。
オチとしてはこっちが本物で…
こっちは偽物でしたという話なんだけど、最初の病院で「顔を変える」と言ってキャラクターエディットしたのに反映されなかったり、その直後に大塚明夫さん声の包帯男が現れた時点で私は「怪しいな…」と思いました。
真面目な話、映画だとこういう展開ってよくあるのよね(苦笑)。
「モニターの前のプレイヤーこそがBIGBOSSのファントム(影)である」という小島監督お得意のメタフィクション的なギミックは面白いんだけど、ぶっちゃけ本物のBIGBOSSが果たすべき義務を部下に押し付け雲隠れした様にしか見えないんで色んな意味でガッカリ。
「BIGBOSSに一番近い優秀な部下が居た」とか「あいつはBIGBOSSになりたがっていた」みたいに会話の中でメディックについて言及してくれれば、受ける印象も変わったかもしれないが…。
あとはプレミアムエディションの特典BDに収録されている「幻のエピソード 51「蠅の王」」が明らかに本編に入れる予定が間に合わず特典映像で付けました感ありありで、こんなん見せられたらそりゃ「未完成品売りやがって!!」と怒りたくもなりますわ。
サヘラントロプスを奪取したイーライ(後のリキッド・スネーク)との総力戦、そして色が見分けにくくなっている伏線を回収する衝撃の展開など、これを抜くって映画のクライマックスを丸々削除したようなもんだろ?。
クワイエットが離脱したまま戻って来ない件にしても(私は嫌なので関連ミッションを回避してます)、本当は復帰ミッションがあったのでは?と勘ぐってしまう。
KONAMIのお家事情の所為か、単純に製作費が掛かり過ぎたのか原因は定かではありませんが最後の最後にケチが付いて本当に残念です。
なんでこんな風になってしまったのかなぁ…。