『エースコンバット６』一周目クリア

一周目は日本語音声、難易度ノーマルでプレイしました。
んん～、やっぱり最後はトンネルなのね(笑)。

ちょこっと感想と言う名のぼやきを…。

まず１番言いたいのは『エースコンバット』の醍醐味たる自分がエースパイロットになり戦局を変える感覚が今作では薄かった。
と言うのもムービーや無線等から主人公＝プレイヤーの存在をあまり感じられなかった。
やはり自分の選択で戦場が変化した『5』や、戦い方でムービーが変化した『ZERO』、戦線を選べた『X』の方が、その辺優れてたと思う。
欲を言えば上記のシステムをこの『6』に組み込んでくれれば、もっと素晴らしい作品になった筈。
容量的に入れられなかったのかも疑問ですし、大部隊VS大部隊の戦闘を堪能できるダイナミックミッションシステム以外これといって真新しいものが入ってない、もっと前作まで積み上げられたものを生かして欲しかった。

あと敵が多くて、狙った相手にロックオン出来ないのにはストレスを感じた。

さらにステージ数に関しては今までのシリーズと同じ(ちょっと少ない)位で、１ステージのボリュームは上がってるのだが、全体の印象としては物足りない。
正直ダイナミックミッションのステージはどこも似たり寄ったりだった気がする。

ストーリーも予想していたよりも広がりが無いものだった。
ここでも言いますが、あまり主人公の話が出てこないのです。
最後の主人公何処行った?的な終わり方には納得できないです、
これではマーカスが主役の作品で、主人公が蚊帳の外です。

それにもう少しキャラクター達のシナリオも書き込んくれればと、
マティルダがどうやって生き延びたのか?とか、
ヴィクトルと子供達の交流とか
ルイスはどうやってトンネルまでたどり着いたのか?とか
エストバキア軍エースパイロットのイリヤも凄く魅力的なキャラなのにすぐに死んでしまうし…。
勿体無いです、損してます、群像劇と言うには物足りなさを感じずにはいれません!!。

総じて言えば良作の域を出ない出来でした。
決してつまらない訳では無いですが、大満足とまでは行きません。
なんか『塊魂』でも感じましたが、オンラインにばかり力を入れている気がします。
後に配信でステージを足せば良いと考えているのなら腹が立ちます。
もっとオフラインでも面白いソフトを作って欲しいです。
ゲーム機がネットに繋がった事で、今後ダウンロードしないと楽しめない作品が増えそうで不安を感じずには居られません。

そんな事を思った感想と言う名のぼやきでした。