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皆川亮二 「PEACE MAKER .11」 (集英社 ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

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スプリガン』『ARMS』で知られる皆川亮二さんがガンマンを題材に描く『PEACE MAKER』第11巻。
 
ティーブ・バケット率いる「アンフェイルドフォース(失敗しない部隊)」の襲撃を受け窮地に陥るニコラ一行。
マウントタルカス軍まで介入し混迷を極める戦場にG.O.D覇者である銃神コール・エマーソンが舞い降りる!!。
 
前巻から続くニンジャ部隊との攻防。
ホープのピンチを彼の意志と愛銃「ピースメーカー」を受け継いだニコラが救うという図式が面白いのだが、顔に缶を投げ付けられたニコラがブチ切れてグリップで思いっきりバケットぶん殴ったところは爆笑。
 
まさに
「えーっ そんな理由かよ!!」
である。
 
今回はラスボスのコール・エマーソンまで出張って来るのだが、敵の視覚をその身から放つ邪気によって歪め弾をそらし、相手を目視せず殺気だけを感じ取り眉間を撃ち抜くなどチートもいいところ。
あのバケットを呆気なく倒すなど完全に人間辞めてますww。
そのくせホープと思いの外フランクな会話を繰り広げ、狙っていたはずのニコラを簡単に見逃すなど、性格が丸くなった気がするのは私だけか?。
 
クリムゾンファミリーの滅亡を望むアトラの壮絶な過去に触れつつ物語は、
大食いニコラ。ツンデレ・エイドリアン。元主人公ホープによって結成された新パーティーによって次のステージに進みます。