『007 カジノ・ロワイヤル(2006年版)』 ★★★★☆

スタッフ&キャスト

原題 CASINO ROYALE
製作 2006年 アメリカ/イギリス
時間 144分
監督 マーティン・キャンベル
原作 イアン・フレミング
脚本 ニール・パーヴィス 、ロバート・ウェイド 、ポール・ハギス
音楽 デヴィッド・アーノルド
出演 ダニエル・クレイグ 、エヴァ・グリーン 、マッツ・ミケルセン 、ジュディ・デンチ 、ジェフリー・ライト 、ジャンカルロ・ジャンニーニ 、サイモン・アブカリアン 、カテリーナ・ムリーノ 、イワナ・ミルセヴィッチ 、セバスチャン・フォーカン 、イェスパー・クリステンセン 、クラウディオ・サンタマリア 、イザック・ド・バンコレ

あらすじ

イギリス諜報部MI6に所属するジャームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は遂に"00"の照合を手にする。
そして下された最初の任務は国際テロの資金源と目される、ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)の調査だった…。

予告映像

感想

各方面で憶測が飛び交い紆余曲折の末、決定した新ボンド"ダニエル・クレイグ"!!。
公開前は、前ボンドのピアース・ブロスナンと比べられて、ボッコボコに言われてましたが、封切と同時に状況は一変し賞賛の嵐でした。

さて私の新ボンドの感想ですが、クレイグの悪役の様な厳つい顔付きに自分も「どうかな～」と思っていましたが、ブロスナンのボンド像とは完全に別物で、無口で乱暴なボンドでした。
飄々としてたブロスナン"ボンド"が、ルパンとするなら、
無口で渋いクレイグ"ボンド"は、次元か五ェ門って感じかな～。

・初っ端白黒のシーンから洒落たお馴染みのOPシーンへ、今までどうも007のOP曲は女性の印象が強かったので男性ボーカルは新鮮でした、あと映像に女性の影がなかったのも…。
・続いて"00"以前の任務シーンで、いきなり激しいアクション!!。
でもボンドよりも、ヤマカシの様な運動神経のテロリストの動きの方に感心してた(笑)。
・少し進んで空港でのアクションシーン、ボンドさんえげつないっすな～(笑)。
・ル・シッフルとのカジノでのポーカー対決は緊張感ありました、まぁタイトルにもなってる見せ場ですからね～、なんか別のギャンブル映画観てる気になった。
・また少し進んで、拷問シーンは痛すぎですわ。
クレイグのタマが～、タマが～(笑)。
・そして一件落着かと思ったら、もう一山あり。
ちょっと展開がややこしい、登場人物の名前は確り覚えておかないと誰が誰を裏切ったのか混乱しますよ～。
・そしてラストシーンまで引っ張った"あの"セリフが…、キターって感じでしたよ。

今回、突飛な秘密兵器が出てこなかったのは良かった、だって光学迷彩の車とか最近やり過ぎだったから…(苦笑)。
マッチョなクレイグならではの格闘シーンの多さも、今までに無い感じで新鮮でした。
ピカピカの新ボンド、これからのシリーズにも期待します!!。