旧いまここにあるもの

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風邪ひいたので日がな一日エヴァ観てた

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『ヱヴァ:Q』中盤のアノまったりした感じ(笑)が熱に浮かされぼーっとした頭で観るには丁度良くて、そしたら旧世紀版の終盤も見たくなってBD-BOXのディスクをとっかえひっかえして今に至る私です。
先日、緒方恵美さんがシン・エヴァの打ち合わせをしたとツイートをしていたのですが、2020年公開にしてはやけに早くて、もしや今回はプレスコ方式(セリフを先に録って画を後から作る)なのでは?と勘ぐっております。

新劇場版スタート当初は旧世紀版からのループ世界を思わせる描写・台詞を含め、考察めいたことを個人的にいろいろしてましたが、これだけ製作期間が長引くと作り手の考えも変わり、そもそも辻褄を合わせる気がなさそうなので『Q』を見てからは深く考えるのを辞めました(苦笑)。
だって『序』の冒頭で地表に突き刺さっていた在来線や山に描かれた人型の白線とか以降全く触れてないし、終いには『破』から『Q』で14年も時間が飛ぶウルトラCをやってしまってもう何でもありですわ(汗)。
そもそも旧世紀版も制作現場の混乱やゴタゴタが作品の謎としていいように解釈されてしまったというのは有名な話で、庵野さん自身エヴァはライブ感で作っていると言っていたので、あまりそういう部分は考えなくていいのかなぁ~と。
(まぁいろいろ考察するのも楽しいんですがね)

旧劇場版はエヴァを終わらせるためにすべてを破壊し突き放すような終わり方をしたのに結果としてそれが伝説となり、それ故に新劇場版が制作されるに至ったわけですが、あそこでもしシンジくんがアスカのピンチに颯爽と駆け付けて量産機と激闘を繰り広げ反目していたゲンドウと和解しゼーレの野望を打ち砕き初号機の中にいる母と再会し別れを告げるハッピーエンドになっていたら、こんにちのエヴァ人気は無かったと割と本気で思っています。

エヴァは繰り返しの物語」というのは庵野さんの言葉であり、シン・エヴァのタイトルも末尾に楽譜の反復記号が付いているなど、今回も一筋縄ではいかない結末を迎えそうですが『シン・ゴジラ』における人間賛歌を経て庵野さんがどのような物語を作り上げるのか。
間違いなく公開まで内容は極秘でしょうから初日の初回上映でそれを見届けるのが冗談抜きに今を生きる活力になっております。

さぁ早く風邪を治してそれまで頑張って生きていこう!。