旧いまここにあるもの

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原作:西尾維新 漫画:大暮維人 『化物語① 特装版』(講談社)

近年のメディアミックス系コミカライズは、売れっ子同人作家か、成年誌で実績を積んだ人が起用される事が多いので今回も同じパターンなのかと思いきや、まさかの大暮維人さんで驚かされた『化物語』特装版第1巻を遅ればせながら購入。

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ぶっちゃけメディアミックスと言うには今更感が半端ないのですが、アニメも第一期は9年前(驚愕)なので一周回ってご新規さんの受け皿には良いのかもしれない。
講談社的には『エア・ギア』からの流れと思われますが『天上天下』など、もともと大暮作品はシリアスシーンにちょいちょい変顔やサービスカットをぶっこむので本作との親和性は予想以上に高い。
(相変わらず画密度もずば抜けてるし)

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ただ「登場人物の語り」や「シャフト印の奇妙奇天烈な演出」といった映像作品ならではの魅せ方はマンガだと難しいので、その辺りアニメ版とどう差別化していくか気になるところ。
ひたぎクラブ」はまだ大人しいですが、今後どんどんアクが強くなっていくので、その辺りどのように描いていくか楽しみです。