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『ヒットマンズ・ボディガード』(2017年) -★★☆☆☆-

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■スタッフ&キャスト■

原題: The Hitman's Bodyguard
時間: 118分
製作: 2017年 アメリ
監督: パトリック・ヒューズ
脚本 トム・オコナー
音楽: アトリ・オーバーソン
    エロディ・ユン
    ヨアキム・デ・アルメイダ
    カースティ・ミッチェル
    リチャード・E・グラント

■あらすじ■

一流ボディガードのブライスは任務中に依頼人を暗殺されてしまったことをきっかけに第一線を退き、金持ちの警護で日銭を稼いでいた。一方、殺し屋のキンケイドは服役中の妻ソニアの釈放を条件に、国際司法裁判所で裁かれる独裁者デュコビッチについて証言することに。しかし裁判所までの護送中にデュコビッチの手先に襲撃され、護送チームのほとんどが殺されてしまう。キンケイドを連れて隠れ家に潜伏した女性捜査官アメリアは内通者の存在を疑い、かつての恋人であるブライスに助けを求めるが…

■予告映像■

■感想■

すっかりデップーなライアン・レイノルズと、話題作から珍作まで仕事を選ばないサミュエル・L・ジャクソン共演の日本ではネトフリ直行の『ヒットマンズ・ボディガード』を鑑賞。
 
凄腕ボディガードとして名を馳せていたライアン・レイノルズがあるミスを切っ掛けに見事に落ちぶれ三流クライアント相手に商売していたら昔の彼女からある人物の護送を依頼されて出向いてみたらサミュエル・L・ジャクソン扮する因縁の殺し屋だったというコメディ成分多めなバディムービー。
 
斬新な要素も目新しいアクションも驚きのどんでん返しも無く、クソ無責任ヒーローが透けて見えるライアン・レイノルズと、お約束の「マザーファッカー」も飛び出すサミュエル・L・ジャクソンが繰り広げる軽妙なトークで持って2時間乗り切るそんな作品。
 
内容が薄くてすぐに忘却しそうだが、ストーリーは起承転結がハッキリしているし、随所にドンパチやチェイスシーンが盛り込まれているのでポップコーンムービーとしては及第点。
何気に悪役でゲイリー・オールドマンも出演しており、久し振りに氏の狂気を孕んだ演技が堪能できるかと思いきや、これっぽっちも見せ場なくてガッカリ。
これ別にゲイリー・オールドマンじゃなくても良かったんじゃね?。
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ちなみに本国版のポスター↑がイイ感じに公式が病気状態なので貼っておく。
言わずもがな某映画のパロディなのだが、サミュエル・L・ジャクソンのカメラ目線が絶妙にじわる。
どうせなら本編にもこの要素を取り入れて欲しかった…。