旧いまここにあるもの

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ヴァイオレット・エヴァーガーデン #01 「「愛してる」と自動手記人形」

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数多くのアニメ新番が始まっていますが、その中で突出したクオリティだった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
流石は京アニというべき丁寧な描写もさる事ながら、線を省略する傾向にある昨今のアニメ業界において登場人物の描き込み量が異常で、その「劇場レベル」と言っても過言でない情報量の多さに終始圧倒されました。

物語は戦う事しか知らない少女が平和な世界で新たな生き方を探すという筋書となっており、唯一慕っていた上官が遺した最後の言葉の意味を知るべく「手紙を代筆する仕事」に志願したところで第1話は終了。

相手の気持ちを理解したり自身の抱く感情にすら無自覚なヴァイオレットは女版・相良宗介(フルメタ)とも言えるのですが、周囲の反応からして既に戦死しいると思われる想い人に贈られた言葉に込められた意味に気付いた時、彼女の心にどのような変化が訪れるのか?。

話の構造上、悲しい結末(別れ)が約束された成長物語なのですが、彼が遺したもう一つの言葉を胸にヴァイオレットが強く生きてくれる事を願いつつ、最終話まで視聴して行きたいと思います。
(それにしてもネタキャラじゃない綺麗な子安武人さんって久し振りな気が…ww)