旧いまここにあるもの

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2013年夏終了アニメあれこれ・下

富士山が山開きしたり、食料品が値上げしたり、節電が始まったりした7月1日・晴れ。
取り敢えず『ガルガンティア』と『ニャル子さん』をチェックしたんで、これで今期入れ替わりで最終回を迎えた作品は観終わりました。
 
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『二ャル子さんW』は二期目だった訳ですが、新旧アニメ・ゲーム・マンガ・特撮のパロディが一期目に比べ当社比120%増って感じでパワーアップしておりました。
(最終回とかメタルギア出て来たしねぇ…)
そして相変わらずのあざとかわいさを振り撒く二ャル子さんでしたが、今回はお姉ちゃんの影響でクー子が猛プッシュされていてビックリ。
という事は来たる第三期はハス太くん祭りになるという事ですね。
 
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ふしぎの海のナディア』と『絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク』と『蒼き流星SPTレイズナー』を合わせたような作品だった『ガルガンティア』ですが、ラスト2話はがっつりロボットアニメしていて良かったです。
 スタッフも鬱憤が溜まっていたのかスピード感溢れる戦闘シーンが素晴らしかった!!。
 
前半部分でガルガンティアの人々との交流を通してレドの成長を丁寧に描いていたからこそ、上官であるクーゲル(と思わせて実はストライカー)の思想を否定し戦うクライマックスがより一層引き立ちました。
堅物のAIだったチェインバーに人間らしさが芽生え、最終的にレドを生かす為に自らを犠牲にする『ターミネーター2』的な展開もグッと来ます。
チェインバーさんマジイケメン!!。
 
中盤に敵が遺伝子操作された人間だったという事実が明かされましたが、何時もの虚淵脚本ならここから主要人物ガシガシ殺して視聴者を絶望のどん底に突き落とすのに、本作は恐ろしいほど爽やかなラストに持って行ってホントビックリしました。 
 『まどマギ』や『サイコパス』と比べてしまうと全体的に地味でクライマックスにおけるカタルシスも控え目なのですが、物語自体の纏まりは良く「傑作」とまでは行かないまでも十分に「良作」だったと思います。