旧いまここにあるもの

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なんちゃって最終回を迎えた『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』を観た。

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色調を加工した映像やハリウッド映画を意識したアクション、そして巨人を駆逐しそうなBGMに惹かれて観始めた『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の最終回を鑑賞。
まぁ最終回と言ってもバリバリ続きをやる感じのブツ切りENDで苦笑いでしたけどね。

2期か劇場版でやるつもりか知らんけど、ここまで散々国家の腐敗をしつこく描き、それを転覆させようとする人間たちの存在を匂わせておきながら、ラストは現職総理大臣の息子が爆破テロの実行犯で、それによって愛する人を失った元自衛官が復讐に走るという小じんまりとした展開でハッキリ言って拍子抜け。

そもそも、被害者の中に恋人がいるかもしれない現場に派遣する?。
しかもマスク外したらロン毛って男性自衛官の長髪って禁止じゃないの?。

主人公たちの扱いにしても国家権力に憎しみを抱かせるような任務ばかり与えられ、上層部は意図的に反乱を起こさせようとしているとしか思えない。
こんなんだから作中の日本の治安が世紀末なのでは?。

大風呂敷を広げながら伏線も何も回収しないままの幕引きは論外だし、ところどころ格好付けで鼻に付く描写(教団本部に殴り込んで潜入捜査官を救出する話は臭過ぎ)もありましたが、アクションシークエンスに関しては全編通してかなりの物で、このクオリティをテレビシリーズでやれるようになった事は喜ばしく思います。
『コードネーム・ミラージュ』もそうですが日本のドラマもやれば出来るんですね~。